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大麦+希少糖 レンジDE蒸しパン(おおむぎ ぷらす きしょうとう れんじ で むしぱん)

商品詳細

届出番号 I882
商品名 大麦+希少糖 レンジDE蒸しパン(おおむぎ ぷらす きしょうとう れんじ で むしぱん)
会社名 吉原食糧株式会社 他製品
ウェブサイト https://flour-net.com/
表示しようとする機能性 脂肪の消費をサポートする;血糖値の上昇を抑える
本品にはアルロースと大麦β-グルカンが含まれます。アルロースには日常生活(安静時や日常活動時)のエネルギー代謝において脂肪の燃焼を高める機能があることが報告されています。また、大麦β-グルカンには食後血糖値の上昇を抑える機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 成人健常者
機能性関与成分名 アルロース、大麦β-グルカン
  • β-グルカン
  • アルロース
  • 1日あたりの含有量 アルロース5g、大麦β-グルカン1.1g(いずれも加熱後)
    摂取目安量 1袋(60g)
    摂取方法 作り方を参照、普段の食事やおやつに置き換えてお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 多量に摂取することにより、あるいは体質・体調により、おなかかゆるくなることかあります。一日摂取目安量を守ってください。
    届出日 2023/11/13
    販売開始予定日 2024/01/15
    販売状況 販売中
    食品分類 米飯類
    加工食品(その他)【蒸しパンミックス】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2024.10.7)様式Ⅳの修正
    (2024.2.29)様式(Ⅱ)、(Ⅱ)-1の変更
    (2024.1.11)様式(Ⅱ)、(Ⅱ)-1の変更

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    アルロース ①食経験の評価:アルロースは自然界に微量に存在し、日常的に1日200mg程度摂取していると推定されている。また、2011年よりアルロースを約5%含有するシロップが飲料などに利用され、その累積販売数量は約5200トンである。さらに海外では、アルロースを含む食品が270品目以上販売されている。これらのことから、アルロースには食経験がある。②既存情報による安全性の評価:関与成分としてアルロース(プシコース、一日摂取目安量5g)を含む甘味料について、食品安全委員会において、特定保健用食品評価書が公表されている。評価書の概要は以下の通りであった。「本食品の一日摂取目安量の摂取によるLDL-Cの上昇を否定することはできなかった。LDL-Cは日常の食生活の変動等で変化することもあり、LDL-Cの上昇は直ちに健康に影響を与えるものではないと考えられ、脂質異常症ではなくかつ糖尿病・高血圧・喫煙等の冠動脈疾患リスクのない人が本食品を一日摂取目安量摂取した場合は安全上のリスクは低いと考えられる。しかし、高LDL-C血症及び境界域高LDL-C血症の人は、本食品の摂取に注意が必要であると考えられる。」以上の評価結果より、健常成人が1日当たりアルロース5gを摂取した場合は安全性に問題はないと判断した。なお、②のリスクが懸念されたLDL-C高値者に対して、1日当たり5g、15gのアルロースを含有する飲料を12ヶ月継続摂取させて安全性を評価した結果、アルロース摂取によりT-ChoやLDL-Cは上昇せず、安全性に問題がないことが確認されている
    大麦β-グルカン 大麦β-グルカンは大麦に元々含まれている水溶性食物繊維の一種です。大麦は、主食の麦ごはんや加工食品の原料として利用されております。我が国における大麦の消費量に関する資料(食糧庁並びに農林水産省「食料需給表」)によれば、近年の喫食実績は減少しているものの、昭和26年度には1人1日当たり58.5gの喫食実績があます。大麦β-グルカン含有量については、平成26年12月に全国精麦工業協同組合連合会が行った結果では、平均4.1%であり、昭和26年当時、1人1日当たり約2.4gの大麦β-グルカンを摂取していたと推定されます。以上より、大麦β-グルカンには十分な喫食実績があり、安全性に問題はないと考えます。

    機能性

    アルロース
    【標題】:アルロースの健常成人に対するエネルギー代謝における脂肪の消費を高める機能に関する研究レビュー
    【目的】:健常成人に対して、アルロースの単回摂取がエネルギー代謝における脂肪の消費を高めるかについて評価した。
    【背景】:肥満は、脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態であると定義され、糖尿病、脂質異常症、心血管疾患等の様々な疾患の要因となる。そのため、健康日本21では「肥満者の減少」が目標として掲げられており、肥満の予防や改善は重要な課題とされている。肥満の予防には、食生活の改善によるエネルギー摂取量の調整および日々のエネルギー消費量の増加を組み合わせたエネルギー出納を維持することが必要であり、肥満への対応策の1つとして、エネルギー代謝における脂肪の消費を高める食品素材が注目されている。そこで、健常成人において脂肪の燃焼を促進する(消費を高める)ことが報告されているアルロースについて、研究レビューを実施した。
    【レビュー対象とした研究の特性】:・文献検索日:2021年8月3日
    ・検索対象期間:各データベース開設または搭載されている最初の時点から検索日までの全期間
    ・対象集団の特性:健常成人
    ・最終的に評価した文献数:3報
    ・研究デザイン:単回摂取によるランダム化クロスオーバー比較試験
    ・利益相反情報:松谷化学工業㈱が研究レビューを実施
    【主な結果】:アルロースの摂取によりエネルギー代謝における脂肪の消費を高めることが示され、その有効量は1回当たりアルロース5gであった。なお、この結果は日常生活(安静時や日常活動時)において認められた。
    【科学的根拠の質】:本研究レビューは研究数が3報と少なくメタアナリシスを実施できなかったため、定性的なレビューとした。しかし、いずれの研究もランダム化比較試験で実施され、一貫して有意な結果が得られていたため信頼性は高いと考えられる。ただし、未発表データが存在する可能性があり出版バイアスの存在を否定できなかったことから、継続した調査が必要である。

    大麦β-グルカン
    【標題】:大麦β-グルカンによる食後血糖の上昇抑制機能に関する研究レビュー
    【目的】:大麦β-グルカンの食後血糖の上昇を抑制する機能に関して、健常者を対象とした論文を評価することを目的としました。
    【背景】:大麦は古くから栽培され食用に供されてきた作物であり、今日に至るまで一般的な主食などとして、あるいは味噌、ビール、焼酎、麦茶などの加工食品の原料として用いられています。最近、大麦に含まれる水溶性食物繊維である大麦β-グルカンが各種機能性を有する物質として注目されています。食後の血糖の急激な上昇を抑制するとする文献も報告されています。しかし、これらの論文を評価した研究レビューは報告されていません。
    【レビュー対象とした研究の特性】:英語及び日本語の文献データベース3種類(PubMed、The Cochrane Library、JDreamⅢ)を用いて、目的に合致した文献を検索しました。採用した5報の試験デザインはすべてRCT試験であり、いずれの文献も対象者は成人健常者であり、大麦β-グルカンの素材としては抽出物や濃縮物ではなく、大麦穀粒や大麦粉でありました。
    【主な結果】:この5報のうち2報が日本人を対象とした文献であり、他はイタリア2報、スウェーデン1報でありました。食後血糖の上昇抑制効果の指標である食後血糖のピーク値と食後血糖の上昇曲線下面積(AUC)値の二つの値について評価を行ったところ、4報においては両指標で有効性が確認され、1報においては食後血糖のピーク値において有意な低下が報告されていました。両指標において有効性が確認された大麦β-グルカン摂取量は1.055g~11.7gでありました。このうち、日本人については大麦β-グルカン摂取量は1.055g~1.8gでありました。さらに、食品形態等を考慮すると1食当たり1.8g以上の大麦β-グルカンを含有すれば食後血糖の上昇が抑制されると結論付けました。
    【科学的根拠の質】:採用した5報の試験デザインはすべてRCT試験であり、いずれの文献も査読付文献であることから研究の質は高いと判断しました。バイアス・リスクは中程度でありましたが、今回の結果に与える影響は小さいと判断しました。

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