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ピンクルイボスティーPlus(プラス)

商品詳細

届出番号 I327
商品名 ピンクルイボスティーPlus(プラス)
会社名 株式会社小川生薬 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 睡眠の質の向上;肌のうるおい;肌の弾力
本品にはGABAが含まれます。GABAには、睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能があることが報告されています。また、GABAは肌の乾燥が気になる方の肌の弾力を維持し、肌の健康を守るのを助ける機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 肌の乾燥が気になる方を含む健康成人男女
機能性関与成分名 GABA
  • GABA
  • 1日あたりの含有量 100 mg
    摂取目安量 1袋(2 g)
    摂取方法 1日当たりの摂取目安量:1袋(2g)・お湯出し:パック1袋に200mlの熱湯を注ぎ3分間抽出、その後10回混ぜてお飲みください。〈ワンポイント〉GABA成分を余すことなく 抽出するためには、パックを引き上げる前に、マドラーやスプーンで、カップや容器内全体をかき混ぜ、パックを引き上げる際にも、パック内に抽出液を残すことがないようにするのがオススメです。・ルイボスの優しい味わいとローズヒップとギャバの酸味をほのかに感じてください。
    摂取をする上での注意事項 1日当たりの摂取目安量を守ってください。本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進したりするものではありません。降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方は、ご利用をお控えください。また、体質・体調により、身体に合わない場合は摂取しないでください。
    届出日 2023/06/12
    販売開始予定日 2023/08/15
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【混合茶】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2023年8月9日)
    様式Ⅵの表示見本の変更、追加
    (2023年9月19日)
    様式Ⅵの表示見本の追加
    (2024年2月8日)
    様式Ⅵの表示見本の追加・変更(摂取方法の追加)
    (2024年3月25日)
    様式Ⅵの摂取の方法を追加
    基本情報:チェックリスト(別紙様式2)の新様式へ変更
    (2024年7月23日)
    様式Ⅵの表示見本の追加
    (2024年10月29日)
    様式Ⅰの安全評価の修正
    様式Ⅱの評価修正、別紙様式Ⅱ-1資料の修正追加
    様式Ⅲの分析方法を示す資料、分析試験の成績書に書類を追加
    様式Ⅳの組織図及び連絡フローチャート(非公開)の内容修正
    様式Ⅵの表示見本の追加

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    既存情報による食経験の評価では不十分であったため、安全性試験による評価を行った。
    〇安全性試験による評価: 10~1,000 mgのGABAを単回~12週間摂取した場合に、軽度の自覚症状変化を訴える事例(下痢など)はあるものの、安全性に問題はなかったと報告されている。更に本届出品に含まれるGABAを用いた安全性試験(①GABA 241.5㎎を13週間継続摂取②GABA 1207.7mgを4週間継続摂取)を実施し、いずれも安全性に問題ないことを確認している。ここから、本届出品に含まれるGABAには十分な安全性があると判断できる。
    GABAは単純な構造のアミノ酸であり、基原による性質の違いは生じないため、各安全性試験で用いられたGABAと本届出品に含まれるGABAは同等のものであると言える。
    以上のことから、GABAを配合した本届出品の安全性に問題はないと考えられる。また、GABAの医薬品との相互作用について問題ないと判断したが、降圧剤等の医薬品との摂取には注意した方が良いという医師の意見もあるため、摂取上の注意に、降圧剤等の医薬品服用者は本届出品の利用について医師、薬剤師に相談すべきである旨を表示している。

    機能性

    <睡眠(眠りの深さ)の改善に役立つ機能>
    【標題】GABA摂取による睡眠の質改善機能に関する研究レビュー
    【目的】健康な成人男女がGABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品(プラセボ)を摂取した場合で、日常生活における睡眠の質(眠りの深さ)に対する効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。
    【背景】ストレスは、ヒトの睡眠に様々な影響を及ぼすことが知られている。主観的ストレス、緊張感や不安が多い人に睡眠問題の有症率が高く、ストレスが高いことやストレスにうまく対処できないことは不眠症のリスクを高めてしまう。一時的および日常的なストレスを緩和することは、睡眠に関する諸問題の解決に有効であると考えられる。GABA摂取により、精神的ストレスがかかる作業における一時的な疲労感を軽減することや、睡眠の質を改善することが報告されている。
    本研究レビューでは、GABA摂取による日常生活における睡眠の質(眠りの深さ)を改善する効果について、網羅的に検索し、機能性について検討した。なお、睡眠の質(眠りの深さ)の評価方法として、当該分野において学術的に広くコンセンサスが得られている客観的評価法(脳波計)を用いている文献のみを採用した。
    【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語の医学論文データベースを検索し、精査をした結果、健康な成人男女を対象とし、GABA摂取時とプラセボ摂取時を比較した試験デザインであり、脳波(ノンレム睡眠時間)を評価している文献として、2報を採用し評価した。
    【主な結果】健康な成人男女に対するGABA摂取(100 mg/日)の効果として、採用文献2報で、深い睡眠時間の有意な増加(p<0.05)を示している。また1報では、ストレス状況や疲労感の違いによる層別解析を実施した場合に、一時的な疲労感やストレスをより強く感じている人のノンレム睡眠ステージ3(最も深い眠り)の時間が、GABA摂取時はプラセボ摂取時と比較して有意に増加した。被験者はいずれも健常な範囲の人であることから、GABAは、健康な成人男女において、睡眠の質(眠りの深さ)を向上させる機能を発揮すると評価した。
    【科学的根拠の質】論文のバイアスリスクの評価では、採用論文は低度であった。調査対象とした論文は査読を実施したRCT論文で、客観的評価指標である脳波であるため、科学的根拠の質は高いと考えられる。本レビューの限界として、論文数が少ないこと、バイアスリスクが完全に否定できなかったことが挙げられる。

    <肌の弾力を維持し、肌の健康を守ることをサポートする機能>
    【標題】GABA摂取による肌弾力維持機能に関する研究レビュー
    【目的】健康な成人男女の肌弾力維持に対するGABAの機能性について検証することを目的とした。
    【背景】日々の精神的・身体的ストレスが肌の状態を左右する因子であることが報告されている[1,2,3]。
    真皮組織の主成分である弾性線維は、伸び縮みする組織(皮膚・動脈・肺など)に多くあって、その伸縮性を担っている。加齢や紫外線などの影響によって弾性線維の劣化が報告されているが、弾性線維の劣化・断裂は皮膚のたるみだけでなく、動脈中膜硬化や肺気腫の直接原因と考えられている[4]。また弾性線維の低下による真皮層の菲薄化は、皮膚の脆弱性(スキン-テア)に繋がると考えられる。平成30年度診療報酬改定にあたり、褥瘡の危険因子に皮膚の脆弱性(スキン-テアの保有、既往)が加えられ、皮膚の脆弱性を予防するための栄養食品の重要性が高まっている[5]。これらの予防・改善に役立つ食品を開発することは、国民の健康的な生活維持にきわめて重要である。
    【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語のデータベースを検索・精査した結果、健康な成人を対象とし、GABAとプラセボを比較した試験であり、肌の弾性を評価している1報を採用し、評価した。
    【主な結果】採用文献は、健康女性に対して、乾燥する時期に、肌弾力へのGABA 摂取(100 mg/日)の効果を調査しており、GABA摂取群はプラセボ摂取群に比べて肌弾力低下が有意に緩和された(P<0.05)ことを報告している。肌弾力に関連する肌の構造は全身で共通であり、性差もないことから、GABAは肌の弾力を維持し、肌の健康を守るのを助ける機能があると評価した。
    【科学的根拠の質】採用文献が1報であるため出版バイアスは否定できず、肌弾力を測定した部位が頬のみであることから、今後さらなるエビデンスの蓄積が望まれる。しかし、採用文献はランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験の査読付き論文であり、評価指標も国内外において広く用いられている手法であることから、科学的根拠の質は問題ないと判断した。
    参考文献
    [1] 針谷毅ら.アレルギー, 49, 463-471 (2000)
    [2] 相生章博ら.和歌山医学, 53, 113-120 (2002)
    [3] 佐藤育子ら.月刊ナーシング, 26, 98-103 (2006)
    [4] 福田悠.弾性線維と疾患.Connective Tissue, 24, 135-140 (1992)
    [5] 2018年1月24日 中央社会保険医療協議会 総会 第386回議事録(厚生労働省HPより)

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