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ユタカミ

商品詳細

届出番号 H245
商品名 ユタカミ
会社名 株式会社ソノコ 他製品
ウェブサイト https://www.sonoko.co.jp/
表示しようとする機能性 体温(末梢体温)を維持する
本品にはカメリアサポニンB2が含まれます。カメリアサポニンB2は、末梢部位の血流を改善することにより、気温や室温が低い時などの冷えにより低下した末梢部位の体温を回復する機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 冷えを自覚する健常成人
機能性関与成分名 カメリアサポニンB2
  • カメリアサポニンB2
  • 1日あたりの含有量 9mg
    摂取目安量 3粒
    摂取方法 1日3粒を目安に水またはぬるま湯とともに噛まずにお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ●原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。 ●天産物由来の原料を使用していますので、色調等が異なる場合がございますが、品質には問題ありません。 ●小さなお子様の手の届かないところに保管してください。 ●一日摂取目安量をお守りください。
    届出日 2022/06/09
    販売開始予定日 2023/01/01
    販売状況 販売中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【ツバキ種子エキス含有加工食品】
    安全性の評価方法 安全性試験の実施
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (R06. 3. 5)別紙様式1、別紙様式(Ⅱ)、別紙様式(Ⅱ)-1、別紙様式(Ⅴ)-1、別紙様式(Ⅴ)-4、別紙様式2
    (R06.10.29)様式Ⅳの修正(連絡フローチャート及び組織図)

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本届出商品に使用されている機能性関与成分カメリアサポニンB2を含む原材料であるツバキ種子エキス末を被験品として下記の安全性試験を実施した。

    ・in vitro試験及びin vivo試験
    ツバキ種子エキス末を被験品として、細菌を用いた遺伝毒性試験、ラットを用いた急性毒性試験、マウスを用いた反復経口毒性試験を実施したところ、いずれの試験においても有害性は確認されなかった。

    ・ヒト試験(長期摂取による安全性確認試験)
    20歳以上64歳以下の健常な男性及び女性20名に12週間、カメリアサポニンB2を含有するツバキ種子エキス末300mg/日(カメリアサポニンB2として9 mg)を摂取させたところ、試験食品摂取の影響による臨床上問題となる所見は確認されなかった。

    ・ヒト試験(過剰摂取による安全性確認試験)
    20歳以上64歳以下の健常な男性及び女性20名に4週間、ツバキ種子エキス末を1500 mg/日(カメリアサポニンB2として45 mg)摂取させたところ、試験食品摂取の影響による臨床上問題となる所見は確認されなかった。

    以上の結果から、本届出食品を適切に摂取する場合において、安全性に問題はないと判断した。

    機能性

    【標題】
    カメリアサポニンB2による末梢体温維持機能に関する研究レビュー
    【目的】
    成人健常者を対象として、カメリアサポニンB2の経口摂取による末梢体温維持機能について評価した。
    【背景】
    多くの日本女性の悩みの一つに、手指や足先などの末梢の冷えがある。これは健康な人々にも起こる症状であり、その原因は、血液循環不良や自律神経の活動が原因と考えられているが、その詳細は分かっていない。血流の調節には血管内皮細胞で産生される一酸化窒素(NO)が関与しており、体深部で産生された熱は、血流によって体の各部位に運ばれて体温が上昇する。そのため、血管内皮細胞由来NO産生を高めることが血流促進および体温上昇に重要である。
    カメリアサポニンB2は、ツバキ(Camellia japonica)特有に含まれており、特に種子に多く含まれている。血管内皮細胞へのカメリアサポニンB2を含むツバキ種子抽出物またはカメリアサポニンB2の添加は、NO産生を有意に増加させることが報告されている。さらに、カメリアサポニンB2を含むツバキ種子抽出物をヒトが摂取することにより、頭皮および手指の血流を増加することが確認されている。
    このように、カメリアサポニンB2には冷えにより低下した末梢体温を回復させる機能に影響を与えると考えられるが、健常者に絞って低下した末梢体温を回復させる機能を評価した研究レビューはない。そこで我々は健常者を対象に低下した末梢体温に与える影響について、システマティックレビューの手法を用いた解析を実施した。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験(RCT)・準RCTを対象に検索を行った。対象の集団は、健常成人男女であり、最終的には1報の論文を採用した。
    【主な結果】
    評価対象の1報を評価した結果、冷水負荷後の手指表面温度が有意に回復しており、その有効性が認められた。対象者は20~64歳の冷えを自覚する健常成人男女であり、一日当たりのカメリアサポニンB2の摂取量は9mg、摂取期間は2週間であった。したがって、totality of evidenceの観点から、カメリアサポニンB2の摂取は冷えにより低下した末梢体温の回復に関して肯定的であると判断した。
    本品は一日当たりの摂取目安量中にカメリアサポニンB2を9mg含んでおり、冷えにより低下した末梢体温の回復が期待できると判断した。
    【科学的根拠の質】
    本研究レビューでは、カメリアサポニンB2の摂取の効果について1報のRCT論文を評価した。本研究レビューの限界として、採用論文は日本人を対象としていたが、論文数が1報しかないため、今後さらなる研究が必要と考えられる。また、PubMed、The Cochrane Library、医中誌Webの3つデータベースを用いて、英語、和文の両方を検索したが、網羅的に検索できているかという出版バイアスが存在する可能性はある。

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