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黒にんにく&トマト 機能性表示食品

商品詳細

届出番号 G944
商品名 黒にんにく&トマト 機能性表示食品
会社名 有限会社柏崎青果 他製品
ウェブサイト https://www.aomori96229.jp/
表示しようとする機能性 血圧のサポート
本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 健常な範囲で血圧が高めの方
機能性関与成分名 GABA
  • GABA
  • 1日あたりの含有量 20mg
    摂取目安量 1本100ml(107g)
    摂取方法 よく振ってお飲みください。
    摂取をする上での注意事項 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。疾病に罹患している場合又は降圧剤を服用している方や食事制限を受けている方は医師、薬剤師に相談してください。
    届出日 2021/12/01
    販売開始予定日 2022/02/01
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(その他)【トマト黒にんにくブレンド品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    2024年10月29日 様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本製品「黒にんにく&トマト 機能性表示食品」は、トマトを主原料とし、黒にんにくペーストを少量混合させた製品である。機能性関与成分GABAは野菜や果物、穀物等に多く含まれるアミノ酸である。
    原料のトマトについては、全世界において大量に生産され、摂取による重篤な健康被害は報告されていない。また、トマトジュースに他の野菜を混合させた野菜ジュースも多数販売されており、原材料としてにんにくが含まれているものも複数存在する。本製品に少量含まれる黒にんにくペーストは、にんにくを熟成加工させた黒にんにくをペースト状にしたものである。この黒にんにくは、にんにくのみが原料であり、平成19年頃から継続的に販売されてきた弊社の従来製品と同等であり、これまでに健康被害情報は報告されていない。本製品の1日摂取目安量1本(107g)中の黒にんにく量(約3g)は、弊社従来製品の継続摂取推奨量(1片。7~12g)を大きく下回る。
    以上より、本製品の原料のトマト及び黒にんにくのそれぞれの安全性から、それらを混合した本製品の安全性についても説明が十分可能と考えるが、念のため、機能性関与成分GABAについて安全性の評価を行った。
    GABAを関与成分とする複数の特定保健用食品について食品安全委員会で審議されており、ヒト試験による過剰摂取時の安全性試験の結果から、本製品の一日摂取目安量1本(107g)当たりのGABA20mg及びその3倍量のGABA60mgは、適切に摂取される場合には安全性に問題がないとされる範囲に含まれる。GABAは単一の低分子化合物であり、起原による性質の違いはないため、安全性試験で用いられたGABAと本製品のGABAは同等と考えられ、上記安全性試験の結果を本製品に含まれるGABAの安全性として判断することができる。
    医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報によると、GABA は、降圧薬等との併用により低血圧を起こす可能性があることが判明した。しかし、本製品は降圧薬等を服用するような患者を対象としていない。念のため、摂取上の注意事項として、降圧剤を服用している場合は医師や薬剤師に相談するよう、注意喚起をしている。降圧剤等との併用に関する対策は十分に講じられており、本製品の販売は適切である。

    機能性

    【標題】
    本製品「黒にんにく&トマト 機能性表示食品」に含有する機能性関与成分GABAによる血圧低下作用に関する研究レビュー

    【目的】
    GABAの血圧低下効果を検証するため、リサーチクエスチョンを「血圧が正常もしくは高めの者(P)」が「8週間以上のGABAの摂取(I)」により「プラセボの摂取と比較して(C)」「血圧が低下するか(O)」として、研究レビューを実施した。

    【背景】
    平成30年の国民健康・栄養調査によれば、収縮期血圧が140 mmHg以上の人は男性36.2%、女性26.0%であることが報告されている。高血圧は脳梗塞、心筋梗塞等に繋がることもある。
    米や野菜等に広く含まれるGABAには血圧降下作用が報告されていることから、正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者(軽症高血圧者)に対しての血圧低下効果を定性的研究レビューで検証した。

    【レビュー対象とした研究の特性】
    日本人の疾病に罹患していない正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者に対して、GABAを含む食品の8週間以上の継続摂取が血圧を低下させる効果を有するかを調査するため、2020年7月27日までに公表された全ての研究文献の検索を3つのデータベースにおいて実施し、一定水準以上のレベルと判断した13報につき、評価を行った。13報すべてに二重盲検法が採用されていた。

    【主な結果】
    13報のうち12報において、GABAの8週間以上の継続摂取により対照群と比較して収縮期血圧の有意な低下が確認された。13報のうち9報において、GABAの8週間以上の継続摂取により対照群と比較して拡張期血圧の有意な低下が確認された。
    本研究レビューの結果、血圧が高めの健常者のGABA20 mg/日以上の継続摂取は、収縮期血圧と拡張期血圧を有意に低下させる血圧低下作用を有すると判断した。

    【科学的根拠の質】
    主要アウトカムについて、拡張期血圧の非一貫性については中/疑い(-1)であったが、その他においてはバイアスリスク等は全般的に低かった。本研究レビューの限界として、摂取期間が短いことが挙げられ、より長期に摂取した場合の効果は不明である。また、食品という多成分を含んだ形態での摂取のため、GABA以外の成分の効果を排除しきれない。しかし、多数の文献で多成分を配合した食品を被検食としても効果が認められたことから、一般的な食品形状であれば本レビュー結果を適用できると考えた。

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