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オリザのえごま油(高めの血圧を下げる)

商品詳細

届出番号 G392
商品名 オリザのえごま油(高めの血圧を下げる)
会社名 オリザ油化株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 血圧のサポート
本品には、α-リノレン酸が含まれます。α-リノレン酸には血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています。
想定する主な対象者 血圧が高めの方(正常高値血圧の方)
機能性関与成分名 α-リノレン酸
  • α‐リノレン酸
  • 1日あたりの含有量 2.6 g
    摂取目安量 5 g(小さじ1杯程度)
    摂取方法 一日小さじ1杯程度を目安にt直接または熱をかけずにお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ・原材料をご参照の上、食物アレルギーがある方はご利用をお控え下さい。また、体調や体質によりまれに体に合わない場合があります。 ・一日摂取目安量をご参考に摂りすぎにご注意下さい。 ・高血圧治療薬をご使用の方、抗凝固薬や抗血小板薬など血液凝固抑制作用を有する薬剤をご使用の方、高血圧症の方は医師に相談の上、ご使用下さい。
    届出日 2021/07/21
    販売開始予定日 2021/09/30
    販売状況 販売休止中
    食品分類 食用油
    加工食品(その他)【食用えごま油】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価;既存情報による食経験の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    1. 喫食実績
     2014年ではえごま油としての需要量が1,000トンを超えたとみられており、その後も安定的に需要量は増加し、2018年では、えごま・シソ油としての需要量は約1,500トンになったとされている。食用化されてから30年以上経つが、えごま油に起因する重篤な健康被害の報告はない。

    2. 既存情報による安全性の評価
     本届出製品の機能性関与成分「α-リノレン酸」について、公的データベースに安全性に関する情報が開示されており、α-リノレン酸を豊富に含むアマニ油の摂取によるアナフィラキシー反応の報告があること、非常に高濃度のα-リノレン酸を含有する食品のうち、リノール酸およびトランス脂肪酸を高濃度で含有するマーガリンなどの食品は、心疾患および心筋梗塞のリスクを増加させる可能性があるが、その作用はおそらくトランス脂肪酸に起因するものであって、α-リノレン酸に起因するものではないと考えられる。以上の結果より、機能性関与成分としてのα-リノレン酸の安全性は確認されており、えごま油に由来するα-リノレン酸も同等の安全性を持つと考えられる。

    3. 医薬品との相互作用
     本製品の機能性関与成分と医薬品との相互作用について調査した結果、具体的な相互作用は明らかになっていないが、高血圧治療薬や抗凝固薬や抗血小板薬などの血液凝固抑制作用を有する薬剤を使用している方は血圧が下がりすぎてしまう可能性があるため、医師と相談する内容を記載する。

    4. 総合判断
     以上より、α-リノレン酸を1日当たり2.6 g摂取しても基本的な安全性に懸念はないと考えられる。

    機能性

    1. 標題
    α-リノレン酸(機能性関与成分)の摂取による血圧が高めの方の血圧低下作用の評価

    2. 目的
     健常成人において、機能性関与成分を摂取すると、対照食(プラセボ)摂取時と比較して血圧低下抑制作用があるのか検証することを目的とした。

    3. 背景
     n-3系多価不飽和脂肪酸は、疾病の予防効果として抗動脈硬化作用や抗血栓作用などの効果を有することが知られている。α-リノレン酸もn-3系多価不飽和脂肪酸の1つであり、えごま油や亜麻仁油等の植物油に多く含まれている。
    近年では、α-リノレン酸の機能性の一つとして血圧低下作用に関与する報告がされている。高血圧自然発症ラット(SHR)において、α-リノレン酸を投与することによって血圧の上昇抑制が報告されている。また、米国の大規模なコホート調査ではα-リノレン酸の摂取が多いほど高血圧の発症率が有意に低いことが報告されている。そこで本研究では、α-リノレン酸を摂取することによる血圧が高めの方を対象とした血圧低下作用の有用性を研究レビューにて評価した。

    4. レビュー対象とした研究の特性
     2020年9月までに公開された英語及び日本語の研究を対象とし、原料メーカー社員2名が独立して検索を行った。対象とする研究は、健常成人が被験者であること、比較対照として機能性関与成分を含まない対照食を摂取させていること、血圧に影響を及ぼすことが容易に想像できる評価項目が測定されていることを条件とし、研究デザインは信頼性が高いヒト試験であることを条件とした。その結果、2研究を評価対象とした。

    5. 主な結果
     採用した文献2報のうち、α-リノレン酸の摂取によって収縮期血圧の低下が認められた報告が1報、拡張期血圧においては2報とも効果が認められた。以上のことから、α-リノレン酸継続摂取により、プラセボ対照と比較して有意な血圧低下作用が認められた。

    6. 科学的根拠の質
     この研究レビューにより、α-リノレン酸を食べることで、血圧がが高めの方の血圧を低下させる作用が示された。レビューに採用した論文の偏りはないが、マイナスデータが報告されていない可能性は否定できない。

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