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アスタリールチョコ ブースト

商品詳細

届出番号 I654
商品名 アスタリールチョコ ブースト
会社名 富士化学工業株式会社 他製品
ウェブサイト http://www.fujichemical.co.jp/
表示しようとする機能性 疲労感を軽減
本品にはアスタキサンチンが含まれます。抗酸化作用をもつアスタキサンチンは、日常生活や運動によって生じる一時的な疲労感を軽減することが報告されています。
想定する主な対象者 成人健常者
機能性関与成分名 アスタキサンチン
  • アスタキサンチン
  • 1日あたりの含有量 5mg
    摂取目安量 5粒
    摂取方法 1日5粒を目安にお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●原材料名をご確認の上、アレルギーのある方は召し上がらないでください。 ●一日摂取目安量を守り、摂取量が多くならないようご注意願います。
    届出日 2023/08/28
    販売開始予定日 2024/11/30
    販売状況 販売休止中
    食品分類 菓子類
    加工食品(その他)【チョコレート】
    安全性の評価方法 既存情報による食経験の評価;既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    2024.5.27 安全性評価シートの修正
    2024.5.27 販売開始予定日の変更

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    食品安全委員会において、アスタキサンチンは、①飼料添加物アスタキサンチンの安全性試験の成績に問題を認めなかった②アスタキサンチンは自然界に広く存在し、食品として通常に摂取している③アスタキサンチンは食品添加物及び飼料添加物として使用実績があること、から「一日摂取許容量(ADI)を設定しない」としている

    以上よりアスタキサンチンはADIが設定されておらず、安全性に問題ないとされている。
    アスタキサンチン(フリー体)は単一の化合物であり、上記データベースに記載のアスタキサンチンと本品に含有するアスタキサンチンは同等であると考えられる。
    (データベース名)
    食品安全総合情報サイト_内閣府 (平成16年3月11日)
    _府食第281号の1

    機能性

    ア)標題
    製品に含まれる機能性関与成分「アスタキサンチン」の摂取による疲労感の軽減効果に関する研究レビュー
    イ)目的
    健常人において、アスタキサンチンの摂取は、疲労感を軽減する機能を発現するか検証するため、定性的研究レビューを実施した
    ウ)背景
    アスタキサンチンは、甲殻類(エビ、カニ)、魚類(サケ、マス)などに含まれるカロテノイドの一種であり、サプリメントの形態としても一般的に摂取されている。
    日常の疲労は様々な負荷により生じるが、運動性の肉体負荷では主に筋肉細胞が、精神性作業では主に神経細胞が活発に活動する。それらの細胞が活発に活動することで、細胞内で多量のエネルギーが必要となり、ミトコンドリアでのエネルギー産生が進みますが、それに付随して酸素ラジカルも過剰に産生される。酸素ラジカルが速やかに除去されない場合、タンパク質や脂質などの生体物質が酸化され、細胞や重要な細胞内組織が傷害されることで疲労が生じる。それらの傷害の修復には更なるエネルギーが要求されますが、十分なエネルギー供給がない場合には疲労が遷延するとされている。
    ミトコンドリア外膜上にあるカルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ-1(CPT-1)の酸化修飾を阻害することが報告されている。CPT-1 は、長中鎖脂肪酸の取り込みに関わり、脂肪分解の律速酵素である。そのため、アスタキサンチンを摂取した動物ではミトコンドリアでのβ酸化がより亢進され、運動中のエネルギー基質として脂質の利用が促進された結果、糖の利用が節約され、血中のグルコースの低下が抑えられる。筋グリコーゲンは、運動時のエネルギー供給源であることから、アスタキサンチンはエネルギー基質の枯渇を抑制することで、筋疲労の軽減に効果を発揮すると考えられている。一方、脳神経細胞は、エネルギー源としてグルコースしか利用できず、脳内のグリコーゲンの低下は精神疲労に関与している。
    疲労感に対して、疾病に罹患していない日本人を対象とした研究レビューは報告されていない。そこで、アスタキサンチンの摂取が、身体的疲労感を軽減する機能があるかを検証するため、定性的研究レビューを実施した。

    エ)レビュー対象とした研究の特性
    富士化学工業株式会社の社内で、複数の研究論文データベースより文献検索を実施して特定された文献のうち、成人健常者を対象としたアスタキサンチンの経口摂取により、プラセボ摂取に比べて、疲労感軽減について研究をしているヒト介入試験の文献を選抜しました。選抜された文献は1報であった。
    オ)主な結果
    1報の文献で、5mg/日のアスタキサンチンを経口摂取することにより、アスタキサンチン群はプラセボ群に比べて身体的疲労感を軽減する効果を示しました。採用された評価指標は日本疲労学会が作成した「抗疲労臨床評価ガイドライン」で抗疲労の評価指標として学術的にコンセンサスが得られている「自律神経機能」(採用文献1)であった。
    カ)科学的根拠の質
    1報における研究の妥当性や信頼性を調べました。真の値とは異なる結果を導く可能性を高める要因をバイアスと呼びます。収集された研究は、低レベルのバイアスのリスクがありました。アスタキサンチンを継続摂取することによる身体的疲労感を軽減する効果に関して、群間有意差が認められ一貫性があると考えました。ただし、対象となった研究は方1報に限定されたため、有効性に関する情報が必ずしも十分とは言えず、今後の研究に注目することが必要と考えています。

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