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アスタリールチョコ プロテクト

商品詳細

届出番号 H355
商品名 アスタリールチョコ プロテクト
会社名 富士化学工業株式会社 他製品
ウェブサイト http://www.fujichemical.co.jp/
表示しようとする機能性 肌のうるおい
本品にはアスタキサンチンが含まれます。抗酸化作用を持つアスタキサンチンは、紫外線により肌が赤くなりやすい方の肌を紫外線刺激から保護するのを助ける機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 スキンフォトタイプがタイプⅡ又はⅢの成人健常者
機能性関与成分名 アスタキサンチン
  • アスタキサンチン
  • 1日あたりの含有量 3mg
    摂取目安量 3粒
    摂取方法 1日3粒を目安にお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●原材料名をご確認の上、アレルギーのある方は召し上がらないでください。 ●一日摂取目安量を守り、摂取量が多くならないようご注意願います。
    届出日 2022/07/29
    販売開始予定日 2022/11/04
    販売状況 販売休止中
    食品分類 菓子類
    加工食品(その他)【チョコレート】
    安全性の評価方法 既存情報による食経験の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日 2024/02/05
    届出撤回の事由 販売予定がないため

    届出者の評価

    安全性

    アスタキサンチンは、鮭やエビなど魚介類に多く含まれ、日本人には食経験が豊富な天然の赤色色素です。ヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチンは、サプリメントの原料に使用され、当該製品と類似する食品※(ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチンを3mgまたは4mg充填したカプセル剤で、1日当たり2粒または3粒が水などと一緒に噛まずに連日摂取される商品)は、2000年から現在まで日本国内で通信販売及び店頭販売されており、2007年から2011年の5年間の販売量は、アスタキサンチン換算で約3.7トンでした。これは、1食あたりアスタキサンチン6mgとして6億食分に相当します。これらサプリメント商品は、誰でも購入でき、未成年や妊産婦を除いては性別や年齢に関係なく摂取されてきましたが、これまでに重大な健康被害の報告はありません。
    ※ここで、「類似する食品」とは、①当該製品と同等量のアスタキサンチンを含む食品で、②当該製品と消化・吸収過程に大きな違いがなく、③食品中の成分による影響や加工工程による影響等によりアスタキサンチンが変質していない食品のことを指す。

    ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチンは、各種毒性試験(急性毒性試験、亜慢性毒性試験、変異原性試験)において、毒性は認められておりません。毒性試験から求められる一日摂取許容量は、>0.5mg/kg体重であり、この値は、体重50kgのヒトが、1日当りアスタキサンチン25mg以上の量を生涯にわたり毎日摂取し続けても影響がないと推定される量です。本届出製品の1日摂取目安量である3mg(アスタキサンチンとして)は、この値を大きく下回っていますので、安全性が十分に確保されていると考えられます。さらに、ヒトに対する安全性試験も数多く実施されており、1日45mgを4週間にわたる摂取でも、臨床上問題となる所見は認められませんでした。
    以上のことから、本届出製品の安全性に問題はないと判断しました。

    出典:日本補完代替医療学会誌,12(1),9-17,2015

    機能性

    ア)標題
    最終製品に含有する機能性関与成分『アスタキサンチン』が肌を紫外線刺激から保護する機能性に関する機能に関する研究レビュー

    イ)目的
    健常人において、アスタキサンチンの継続的な摂取は、紫外線の刺激から肌を保護することを助ける機能を発現するか検証するため、定性的研究レビューを実施しました。

    ウ)背景
    アスタキサンチンは、甲殻類(エビ、カニ)、魚類(サケ、マス)などに含まれるカロテノイドの一種であり、サプリメントの形態としても一般的に摂取されている。
    肌の水分保持に対して、疾病に罹患していない日本人を対象とした研究レビューは既に報告されている。しかし、抗紫外線効果に対して、疾病に罹患していない日本人を対象とした研究レビューは報告されていない。そこで、アスタキサンチンの継続的な摂取が、紫外線の刺激から肌を保護することを助ける機能があるかを検証するため、定性的研究レビューを実施した。

    エ)レビュー対象とした研究の特性
    富士化学工業株式会社の社内で、複数の研究論文データベースより文献検索を実施して特定された文献のうち、健常人を対象としたアスタキサンチンの経口摂取および紫外線照射により、プラセボ摂取に比べて、紅斑(最小紅斑量、および紫外線暴露部位における紅斑)において有意な改善を示すかを検証したプラセボ対照比較試の文献を選抜しました。選抜された文献は2報あり、全てアスタキサンチンの原料メーカーの協力による研究でした。

    オ)主な結果
    2報の文献で、3~4mg/日のアスタキサンチンを経口摂取することにより、アスタキサンチン群はプラセボ群に比べて紅斑(最小紅斑量、および紫外線暴露部位における紅斑)が有意な改善効果を示しました。

    カ)科学的根拠の質
    2報における研究の妥当性や信頼性を調べました。真の値とは異なる結果を導く可能性を高める要因をバイアスと呼びます。収集された研究は、低から中レベルのバイアスのリスクがありました。しかし、2報の文献から得られた結果の違いは少なく、アスタキサンチンを継続摂取することによる紫外線の刺激から肌を保護することを助ける機能に関して、一貫性があると考えました。ただし、対象となった研究は方法の異なる2報に限定されたため、有効性に関する情報が必ずしも十分とは言えず、今後の研究に注目することが必要と考えています。

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