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おいしい緑茶100%

商品詳細

届出番号 J273
商品名 おいしい緑茶100%
会社名 株式会社玉露園 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 体脂肪を減らす;血糖値の上昇を抑える
本品には、茶カテキンとエピガロカテキンガレートが含まれます。茶カテキンには、肥満気味の方の内臓脂肪を低下させる機能があることが報告されています。また、茶カテキンの一種であるエピガロカテキンガレートには、食後の血糖値の上昇をおだやかにする機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 肥満気味で内臓脂肪が気になる方。血糖値が気になる方。(疾病に罹患していない方)
機能性関与成分名 茶カテキン、エピガロカテキンガレート
  • エピガロカテキンガレート
  • 茶カテキン
  • 1日あたりの含有量 茶カテキン 450mg、エピガロカテキンガレート 180mg
    摂取目安量 1袋(5g)
    摂取方法 (お湯出し)水500mlを沸騰させる。ティーバッグ1袋入れる。10分したら箸などで10回程かき混ぜてティーバッグを取り出してお飲みください。(アイス)お湯出しで作ったお茶を粗冷まし後、ポット等に移して冷やしてお飲みください。500ml作れますのでマイボトルにも最適です。
    摂取をする上での注意事項 1 日当たりの摂取目安量をお守りください。 本品はカフェインを含んでいますので、カフェインで眠れなくなる方は、就寝前の飲用をお避けください。 多量摂取により疾病が治癒したり、健康が増進したりするものではございません。
    届出日 2024/06/07
    販売開始予定日 2024/10/01
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【煎茶】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2024年9月27日)様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    現在、世界では年間460万t、日本で約10万tの茶が生産され、世界各地で消費されている。日本は、茶樹の植栽できる北限の地である。世界では2000~3000年、日本でも1000年以上の長い間飲用されているという食経験があるといえる。静岡県内で栽培されている茶品種は、茶農林6号として昭和28年に登録され、静岡県の奨励品種に指定(昭和30年)された「やぶきた」が90%以上であり、全国でも約76%を「やぶきた」が占めている。本品は「やぶきた」を原料とした商品である。「やぶきた」から製造された煎茶はリーフ茶として飲まれるだけでなく、粉末茶に加工され、食品素材として菓子やパン、アイスクリーム、ゼリーなど多くの食品に添加され、全国で利用されている。また、「やぶきた」を始めとした緑茶には、茶カテキン(エピガロカテキンガレートを含む)が主要成分として含まれていることから、茶カテキン、及び茶カテキンの1種であるエピガロカテキンガレートは日本人にとって飲食経験の豊富な茶に含まれる天然物質であり、十分な喫食実績を有していると考えられる。近年では、茶の健康機能が広く知れ渡り、また煎茶を粉末化しても機能性成分である茶カテキン含量は変化しないことから、機能性や安全性に問題があるとは考えにくいので、飲料用の粉末茶やタブレットとしても商品化されている。さらに、原料製造元では、本品「おいしい緑茶100%」と同一の茶カテキン(450mg/日)、エピガロカテキンガレート(180㎎/日)を含む製品を、2008年から2022年までに(茶葉換算で)累計231.3tを販売した実績がある。15年以上販売してきた中で、お客様から体調不良等の意見は寄せられていない。

    機能性

    ①肥満気味の方の内臓脂肪を低下させる機能
    【標題】
    茶カテキンによる内臓脂肪低下に関する研究レビュー(メタアナリシス)
    【目的】
    茶カテキンを疾病に罹患していない者{未成年者、妊産婦、授乳婦は除く、肥満Ⅰ度(BMIが25 ㎏/㎡以上30 ㎏/㎡未満)は含む}が摂取することにより、内臓脂肪が低下するかを明らかにする。
    【背景】
    茶カテキンは、体脂肪を低下させる作用がある食品成分として、特定保健用食品に認められている。また茶カテキンが内臓脂肪低下作用、体重低下作用等を示す研究成果は、多数報告されている。そこで、疾病に罹患していない者を対象にして、茶カテキンによる内臓脂肪低下作用について報告している論文を網羅的に調べ検討した。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    2020年4月15日までに公表された論文を対象に、疾病に罹患していない者{未成年者、妊産婦、授乳婦は除く、肥満Ⅰ度(BMIが25 ㎏/㎡以上30 ㎏/㎡未満)は含む}を研究対象とした試験で、茶カテキン摂取による内臓脂肪低下作用を評価したものについて検討した。最終的に11報の論文を採用し、研究結果を統計的手法を用いて解析した。
    【主な結果】
    茶カテキンによる内臓脂肪低下作用を調べた11報の論文について、統計解析した結果、茶カテキンの摂取は対照食品摂取時と比べて、内臓脂肪面積を低下させることが示された。茶カテキンが内臓脂肪面積低下作用を示す一日摂取量の目安は392.2~690 mg/日と考えられる。このことから届出商品は茶カテキン1日摂取量の目安量ティーバッグ1袋450mg含んでおり、内臓脂肪低下作用が期待できると判断した。
    健常者(BMIが25 ㎏/㎡未満の者)のみを対象とした場合、茶カテキンの摂取によって内臓脂肪面積の変化は認められず、正常値のまま維持されると判断された。
    【科学的根拠の質】
    研究の限界としては、有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性があげられるが、評価した全ての論文の研究の質が高く、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果から茶カテキンの内臓脂肪低下作用には科学的根拠があると判断した。
    (構造化抄録)
    ②食後血糖値の上昇を穏やかにする機能
    【標題】
    最終製品「おいしい緑茶100%」に含まれる機能性関与成分エピガロカテキンガレート(EGCG)の単回摂取による食後血糖値上昇抑制作用に関する研究レビュー
    【目的】
    疫病に罹患していない日本人(未成年者、妊産婦及び授乳婦を除く。)において、エピガロカテキンガレート(EGCG)を含む食品の単回摂取が、食後血糖値の上昇を抑制する(おだやかにする)かを、明らかにする。
    【背景】
    カテキンの一種であるエピガロカテキンガレート(EGCG)は、緑茶に含まれるカテキンの中で最も量が多いことで知られている。エピガロカテキンガレート(EGCG)にはラットのαグルゴシダーゼに対して阻害作用があることが報告されているほか、マウスにおいて糖負荷後の血糖値の上昇を抑制することが報告されている。そこで、定性的研究レビューを実施し、健常な日本人におけるエピガロカテキンガレート(EGCG)の食後血糖値の上昇抑制作用について検証することとした。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    国内外3つの文献データベースを用いた。本研究レビューで設定した適格基準に合致する文献を採択した後、文献内容の精査を行い、最終的に1報の文献に絞り込みをした。採用した文献の質は、QL1(質が高い)でした。
    【主な結果】
    採用文献は、健常な日本人男女を対象とした試験であり、エピガロカテキンガレート(EGCG)140.2㎎/日の単回摂取により対照群との比較において食後血糖値の有意な上昇抑制作用が確認された。したがって、エピガロカテキンガレート(EGCG)140.2㎎/日以上の摂取は食後血糖値の上昇を抑制する(おだやかにする)機能を有すると考えられる。このことから届出商品はエビガロカテキンガレート(EGCG)1日摂取量の目安量ティーバッグ1袋180mg含んでおり、食後の血糖値上昇抑制が期待できると判断した。
    【科学的根拠の質】
    採用文献1報について、バイアスリスク、非直接性、不精確、非一貫性の観点から質評価を行った。バイアスリスクと非直接性については、「まとめ」の評価が低(0)であり、エビデンス総体のバイアスリスクは低(0)とした。不精確は特に問題が確認されなかったので低(0)と評価した。非一貫性は、採用文献が1報と少なく判断ができないため、中/疑い(-1)と評価した。出版バイアスはUMIN-CTRの活用がなされておらず、出版バイアスの可能性が否定できないため、中/疑い(-1)と評価した。
    以上のことを総合的に評価した結果、エビデンス強さは示唆的な根拠がある(C)となり、エビデンス総体に影響を与える重大なリスクはないと判断した。

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