一覧へ戻る

長命草ポリフェノールエース

商品詳細

届出番号 J2
商品名 長命草ポリフェノールエース
会社名 有限会社ケイズエンタープライズ 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 血糖値の上昇を抑える
本品にはボタンボウフウ由来クロロゲン酸が含まれます。ボタンボウフウ由来クロロゲン酸は、食後に上がる血糖値を抑える機能が報告されています。
想定する主な対象者 成人健常者
機能性関与成分名 ボタンボウフウ由来クロロゲン酸
  • クロロゲン酸類
  • 1日あたりの含有量 16.8mg
    摂取目安量 1日6粒を目安に、そのまま噛んでお召し上がりになるか、水または、ぬるま湯とともにお召し上がりいただけます。
    摂取方法 1日6粒を目安に、そのまま噛んでお召し上がりになるか、水または、ぬるま湯とともにお召し上がりいただけます。(一日当たりの摂取目安量と共に表示)
    摂取をする上での注意事項 ●食物アレルギーのある方は原材料をご確認の上お召し上がりください。●乳幼児の手の届かない場所に保管してください。●開封後はチャックをしっかりと締めて保管し、お早めにお召し上がりください。●本品は原材料に天然由来の物も使用していますので稀に色に変化がある場合がございますが 品質に問題はございません。●食べ過ぎるとおなかがゆるくなることがあります。体調にあわせてお召し上がりください。
    届出日 2024/04/01
    販売開始予定日 2024/06/18
    販売状況 販売中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【ボタンボウフウ(長命草)加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による食経験の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    2024年10月8日 様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    日本健康・栄養食品協会 青汁食品 JHFA品解説書によると、本届出商品の機能性関与成分「ボタンボウフウ由来クロロゲン酸」を含む原材料であるボタンボウフウは葉、茎、根、根茎が厚生労働省の定める「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」に掲載され、食品として使用することができる。
    ボタンボウフウにはルチン、クロロゲン酸等のポリフェノール類、クマリン系化合物など様々な成分が含まれていることが知られており、抗酸化作用に寄与している成分の一つとしてクロロゲン酸が考えられる。
    食経験等では、沖縄県で伝統的に野菜・薬草として食されており、江戸時代には根が強壮剤として知られる朝鮮人参(オタネニンジン)の代用品として用いられた。また、魚介類の食中毒防止のために刺身のつまによく用いられ、葉や茎を細かく刻んで和え物や、葉よりも柔らかい若芽は天ぷらなどに利用されている。独特の香りと苦みがあるので、魚汁や山羊汁の薬味にも好まれ、最近ではボタンボウフウを粉末にして、沖縄そばに練り込んだり、菓子など幅広い加工品として製品化されている。このようにボタンボウフウは古くから一般的に食されており安全性は高いと思われる。と記載されている。
    本届出商品の機能性関与成分「ボタンボウフウ由来クロロゲン酸」を含む原材料である「ボタンボウフウ粉末」はボタンボウフウを乾燥し粉末化したものであり、上記既存情報との同等性は問題ないと考えられる。
    上記のことより、「ボタンボウフウ由来クロロゲン酸」はボタンボウフウとして十分な食経験があると判断した。
    本届出商品に含まれる一日摂取目安量当たりのボタンボウフウ由来クロロゲン酸の量は16.8mgであるが、これはボタンボウフウ葉約5gに相当する。一日摂取目安量の5倍量となるボタンボウフウ由来クロロゲン酸84mgを摂取しても、ボタンボウフウ葉では約25gに相当し、通常の食事に含まれる量である。
    このことから本届出商品は一日摂取目安量を適切に守れば安全性上の懸念はないと考えられる。

    機能性

    【標題】
    ボタンボウフウ由来クロロゲン酸による食後の血糖値の上昇抑制について

    【目的】
    (成人)健常者を対象として、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸の単回経口摂取による食後の血糖値上昇抑制作用について評価した。

    【背景】
    ボタンボウフウはセリ科カワラボウフウ属に分類され、学名はPeucedanum japonicumである。長命草という名前で広く知られており、伝承的には感冒、咳止め、滋養強壮などに利用されてきた植物であり、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸を多く含んでいることが報告されている。クロロゲン酸の生理機能としては、様々な報告がなされているが、その中でも、デンプンやマルトース、スクロースの分解酵素であるα-グルコシダーゼの活性を阻害し、食後の血糖値の上昇を抑制する可能性が報告されている。
    つまり、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸には、食事由来の糖質の吸収を抑制することで、血糖値の上昇を抑制する機能があると考えられるが、健常者に絞って評価した研究レビューはほとんどない。そこで(成人)健常者を対象に、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸の単回経口摂取による食後の血糖値上昇抑制作用について、システマティックレビューの手法を用いた解析を実施した。

    【レビュー対象とした研究の特性】
     外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験(RCT)を対象に検索をおこなった。対象の集団は、成人健常男女であり、最終的には1報の文献を採用した。この文献はランダム化比較試験であり、重大な利益相反は確認されなかった。

    【主な結果】
     評価対象の1報を評価した結果、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸の摂取によって、食後の血糖値の上昇を抑制するかについて、肯定的な結果であり、その有効性が確認された。また、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸の一日当たりの有効摂取量は、16.8 mgであった。

    【科学的根拠の質】
     評価した文献において盲検化の欠如や選択的アウトカムの報告はみられず、バイアスリスクは低く、科学的根拠の質は高いと判断した。しかし、採用論文は日本人を対象としたRCTであるが、論文数が1報しか無いことが限界であり、今後のさらなる研究が必要であると考えられた。

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る