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機能性表示食品 骨密度サポート

商品詳細

届出番号 I204
商品名 機能性表示食品 骨密度サポート
会社名 オリヒロプランデュ株式会社 他製品
ウェブサイト http://health.orihiro.com
表示しようとする機能性 お腹の調子を整える;骨代謝の促進
本品にはマルトビオン酸Caが含まれています。マルトビオン酸Caには中高年女性の加齢とともに低下する骨密度や骨の成分維持に役立つ機能、おなかの調子を整え、お通じを改善する機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 健常成人、丈夫な骨を維持したい中高年女性
機能性関与成分名 マルトビオン酸Ca
  • マルトビオン酸Ca
  • 1日あたりの含有量 製品2本当たり5.08 g/製品1本当たり2.54g
    摂取目安量 骨密度の維持に役立てたい方:2本(8.2g) 骨の成分の維持に役立てたい方:1本(4.1g) おなかの調子を整えたい方:1本(4.1g)
    摂取方法 骨密度の維持に役立てたい方:一日2本(8.2g)を目安に水またはお湯などお好みのお飲み物に溶かしてお召し上がりください。/骨の成分の維持に役立てたい方:一日1本(4.1g)を目安に水またはお湯などお好みのお飲み物に溶かしてお召し上がりください。/おなかの調子を整えたい方:一日1本(4.1g)を目安に水またはお湯などお好みのお飲み物に溶かしてお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●一日摂取目安量をお守りください。 ●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はご利用を控えてください。 ●色や風味に違いがみられる場合がありますが、品質には問題ありません。 ●本品は難消化性の糖質が含まれているため、摂り過ぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなる可能性があります。 ●特有の味(苦味・塩味など)は原料に由来するもので、品質には問題ありません。
    届出日 2023/05/18
    販売開始予定日 2023/07/20
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【マルトビオン酸Ca含有加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    【R06.01.19】様式Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅴ、Ⅵ、別紙様式2を修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    【食経験の評価】
     機能性関与成分となるマルトビオン酸は、ハチミツに含まれるオリゴ糖の一つであることが報告されているが喫食実績が乏しく、既存情報を用いた評価では、安全性評価としては不十分と考えられたため、安全性試験により評価した。
    【安全性試験】
     細菌を用いた復帰突然変異試験、ラット単回投与毒性試験、ラット90日間反復投与毒性試験の結果より、機能性関与成分となるマルトビオン酸には、生体にとって問題となる毒性はないと評価した。

     また、ヒトでの過剰摂取試験、長期摂取試験、下痢に対する最大無作用量の評価試験の結果から、本届出商品の機能性関与成分となるマルトビオン酸は、摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性には問題がないと評価した。

    機能性

    ≪1-1.標題≫
     マルトビオン酸Ca(マルトビオン酸として)の骨密度増加作用(維持効果)に関する研究レビュー
    ≪1-2.目的≫
     健常な中高年の方に対して、マルトビオン酸の摂取が、骨密度増加作用(維持効果)に有効性を示すかを検証した。
    ≪1-3.背景≫
     マルトビオン酸はカルシウムなどのミネラル塩の可溶化安定性に優れ、カルシウムの体内吸収を増進させることや、骨再構築(骨リモデリング)過程において、古い骨を壊す(骨吸収)働きを持つ破骨細胞の分化を抑制することが報告されている。今回、健常な中高年の方に対して、マルトビオン酸の摂取が骨密度の維持に寄与するか研究レビューを実施した。
    ≪1-4.レビュー対象とした研究の特性≫
     健常中高年の方を対象にマルトビオン酸の摂取が、プラセボと比較して、骨密度の増加作用(維持効果)について評価した研究を検索した。国内外の文献データベース等を用いて検索を行った結果、条件を満たしたRCT研究は2件であった。
    ≪1-5.主な結果≫
     健常な中高年女性が、1日あたりマルトビオン酸Caを5.08 g (マルトビオン酸換算で4.824 g、またはマルトビオン酸を2.83 gを24週間継続摂取により骨密度の増加作用(維持効果)に関する効果が認められた。よって、1日あたりマルトビオン酸2.83 g以上(マルトビオン酸Ca換算で2.98 g以上)の継続摂取が、骨密度の維持に有効であると考えられた。
    ≪1-6.科学的根拠の質≫
     本レビューの限界として、出版バイアスリスクや症例減少バイアスリスクが挙げられる。また、採用RCT研究2件の腰椎正面総量に関する骨密度は2件とも有意差が確認されるも、1件の左大腿骨総量に有意差が得られていないことや、RCT研究2件とも、中高年の日本人女性を対象としていた。男性においても、骨密度低下作用は、加齢に伴うエストロゲンの減少によることが報告されていることや、加齢に伴うCaの吸収能の低下も加齢に伴う骨密度の低下要因となる。このためマルトビオン酸によるCaの吸収促進機能により、加齢に伴う骨密度の減少を抑制させるメカニズムは、中高年の男性の骨密度維持にも有効的に働くと考えられるが、今後更なるエビデンスの蓄積が望まれる。

    ≪2-1.標題≫
     マルトビオン酸Ca(マルトビオン酸として)の骨代謝(骨吸収・骨形成)改善効果に関する研究レビュー
    ≪2-2.目的≫
     健常な中高年の方を対象にマルトビオン酸の摂取が、骨代謝(骨吸収・骨形成)改善効果に有効性を示すかを検証した。
    ≪2-3.背景≫
     マルトビオン酸はカルシウムなどのミネラル塩の可溶化安定性に優れ、カルシウムの体内吸収を増進させることや、骨再構築(骨リモデリング)過程において、古い骨を壊す(骨吸収)働きを持つ破骨細胞の分化を抑制することが報告されている。今回、健常な中高年の方に対して、マルトビオン酸の摂取が骨代謝改善に寄与するか研究レビューを実施した。
    ≪2-4.レビュー対象とした研究の特性≫
     健常中高年の方を対象にマルトビオン酸の摂取が、プラセボと比較して、骨代謝改善作用に対する有効性(評価指標:骨吸収マーカーの低下、骨形成マーカーの上昇)について評価した研究を検索した。国内外の文献データベース等を用いて検索を行った結果、条件を満たしたRCT研究は5件であった。
    ≪2-5.主な結果≫
     健常な中高年女性が、マルトビオン酸を1日あたり0.8 gおよび1.6 g、或いはマルトビオン酸Ca 2.54 g (マルトビオン酸換算で2.42 g)を4週間継続摂取することで、骨吸収マーカーの低下や骨形成マーカーの上昇が確認された。よって、1日あたりマルトビオン酸0.8 g以上(マルトビオン酸Ca換算で0.843 g以上)の継続摂取が、加齢に伴い亢進する骨吸収をおだやかにし、骨の成分維持に有効であると考えられた。
    ≪2-6.科学的根拠の質≫
     本レビューの限界として、出版バイアスリスクが挙げられる。RCT研究5件とも、中高年の日本人女性を対象としていた。また、RCT研究2件では、副次アウトカムとして評価した骨代謝マーカーは有意な結果となっていなかった。マルトビオン酸によるカルシウムの腸管吸収を促進する働きで、カルシトニンの分泌が促進され、骨吸収が抑制される作用メカニズムは、中高年男性の骨の成分維持にも有効に働くと期待されるが、今後更なるエビデンスの蓄積が望まれる。

    ≪3-1.標題≫
     マルトビオン酸Ca(マルトビオン酸として)の便通改善に関する研究レビュー
    ≪3-2.目的≫
     健常成人に対して、マルトビオン酸の摂取が、おなかの調子を整え、お通じを改善するかを検証することを目的とした。
    ≪3-3.背景≫
     マルトビオン酸は難消化性のオリゴ糖であり、動物試験等において、腸内環境改善効果に関する結果が報告されている。今回、便秘傾向の健常成人がマルトビオン酸を摂取した際の便通改善を評価した。
    ≪3-4. レビュー対象とした研究の特性≫
     便秘傾向の健常成人を対象にマルトビオン酸を含む食品の摂取が、プラセボと比較して、便通改善を示すかを検証した研究を検索した。国内外の文献データベース等を用いて検索を行った結果、条件を満たしたRCT研究は3件であった。
    ≪3-5.主な結果≫
     1日あたりマルトビオン酸として0.8g或いは1.6 g、マルトビオン酸Caとして2.54g(マルトビオン酸換算で2.412 g)を継続摂取により、排便回数や日数が有意に増加し、便秘の自覚症状(便形状・硬さ、排便痛)の改善が認められた。よって1日あたりマルトビオン酸0.8 g以上(マルトビオン酸Ca換算で0.843 g以上)の継続的な摂取は、便秘傾向である健常成人に対して、便の状態(量、形、硬さ)を整え、お通じ(回数、排便痛)を改善する効果に有効であると考えられた。
    ≪3-6.科学的根拠の質≫
     本レビューの限界として、出版バイアスリスクや症例減少バイアスリスクが挙げられる。また、RCT研究3件とも対象者が女性のみであった。マルトビオン酸によりおなかの調子を整えるメカニズムは、年齢や性別において差異はないと考えられることから、他年齢や男性への外挿も可能であると判断したが、今後更なるエビデンスの蓄積が望まれる。

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