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もち麦ワンディッシュ キーマカレー

商品詳細

届出番号 H872
商品名 もち麦ワンディッシュ キーマカレー
会社名 株式会社ニチレイフーズ 他製品
ウェブサイト https://wellness.nichirei.co.jp
表示しようとする機能性 血糖値の上昇を抑える
本品には大麦由来β-グルカンが含まれています。大麦由来β-グルカンは食後の血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されています。
想定する主な対象者 食後血糖値の上昇が気になる成人健常者
機能性関与成分名 大麦由来β-グルカン
  • β-グルカン
  • 1日あたりの含有量 3000㎎
    摂取目安量 1食分(330g)
    摂取方法 過剰摂取にならないよう3食のうち1食を置きかえてください。
    摂取をする上での注意事項 体調によっては、おなかがゆるくなることがあります。
    届出日 2022/12/01
    販売開始予定日 2023/02/01
    販売状況 販売中
    食品分類 レトルト食品
    加工食品(その他)【カレーライス】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2024/10/24)様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    当該食品は機能性関与成分大麦β-グルカンを1日摂取目安量当たり3000mg配合している。摂取方法としては白米と一緒に炊飯を行い、加熱をして摂取をするその他加工食品である。
    日本における大麦(はだか麦を含む。はだか麦は大麦の一種です)の消費量に関する公表資料(食糧庁並びに農林水産省「食料需給表」)によれば、日本では昭和26年には、全国民平均1日当たり大麦で58.6g、大麦β-グルカン約2.4gを麦ごはんより摂取していたことが推定されています。また、法務省行政事業レビューにおける矯正施設の「被収容者生活経費」に係る参考資料(法務省矯正局)によると、成人 (男女)の1日当たりの大麦の給与量は96~150gと報告されています。精麦の重量が炊飯時の吸水等により2倍に増加するとして、1日当たり48~75gの精麦を喫食していることになります。これを機能性成分のβ-グルカン摂取量に置き換えると1日当たり2.0~3.1gの麦ごはんの喫食経験があることになります。

    上記食経験は
    ①届出をしようとする食品に含まれる機能性関与成分と同じ成分で、同等量含有している食品であること。
    ②同じ麦ごはんであるので消化・吸収に大きな違いが無いこと。
    ③本製品は大麦を搗精して炊飯したものにソースがけし具材をトッピングするだけですので、食品中の成分や加工による変質はほぼ考えられないことから「当該食品に類似する食品」に当たると考えられる。

    また、販売時期は海軍で1883年に兵食改革として麦食を取り入れた記録があることからそこから始まったものと考えられ、これまでの精麦製品の販売量は183万トン(1999~2008年累計、資料:農林水産省米麦加工食品生産動態統計調査)になります。大麦での小児のアレルゲン特異的IgE抗体陽性反応の知見やセリアック病患者が大麦の摂取により症状悪化が生じた知見があるが、大麦β-グルカンが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。

    以上より、大麦β-グルカンを1日3000mgを摂取することについての安全性には問題は無いと考えられる。

    機能性

    標題:大麦由来β-グルカン摂取による食後血糖値上昇抑制に関する定性的研究レビュー
    目的: 疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦及び授乳婦は除く。)及び特定保健用食品の試験対象者の範囲を超えない者において、大麦由来β-グルカンの単回摂取が食後血糖値に与える影響について明らかにするために定性的研究レビューを実施した。
    背景:大麦に含まれる食物繊維素材である大麦β-グルカンは、欧州や米国などで血糖値の上昇抑制やコレステロールの低下作用が認められている。しかしながら、これらの機能に関する研究レビューは報告されていない。
    レビュー対象とした研究の特性: 3つのデータベースを用いて(PubMed、JDreamⅢは最終検索日:2018年2月13日、医中誌Webは最終検索日:2018年2月14日)、目的に合致した文献を検索した。各データベースとも検索期間は限定せずに、最終検索日までの全範囲を対象として検索を行った。採用した文献2報は日本語(1報:文献1)、英語(1報:文献2)で記載され、試験デザインは共にRCT試験であり、いずれの文献も対象者は成人健常者であった。
    主な結果:2報のうち1報は日本人を対象とした文献であり、もう1報は英国人を対象とした試験であった。いずれの文献も成人健常者を対象としていた。採用した文献2報(文献1、2)は食後血糖値の上昇をおだやかにする指標である食後血糖値のピーク値と食後血糖の上昇曲線下面積値の2つの値について評価を行ったところ、2報共に両指標において有効性が確認された。効果があった文献2報(文献1、2)の大麦β-グルカンの摂取量は1.055g/日以上であった。群間有意差が認められた摂取量は、文献1では大麦β-グルカンを1.055g/日、文献2では4g及び8g/日であった。文献2において、2g及び6g/日摂取では群間有意差が認められなかったが、対照群と比べて食後血糖値の上昇が抑制されていることから、大麦β-グルカンの効果の一貫性は保たれていると考えられた。したがって、1.055g/日の摂取は食後血糖値の上昇をおだやかにすると結論付けた。
    科学的根拠の質:大麦由来β-グルカン摂取による食後血糖値上昇抑制に関する臨床試験は、糖尿病や脂質異常症など疾病域の方を対象としたものがあり、健常者を対象とした試験に限定するとエビデンスが少なくなる点で本研究レビューの限界があった。しかしながら、評価対象機能に対し大麦β-グルカン摂取による肯定的な結果が認められた。本研究レビューの結果、食事とともに大麦由来β-グルカンを1.055g/日以上の摂取することで食後血糖値の上昇が抑制されることが示唆された。採用した2報の試験デザインはすべてRCT試験であり、いずれの文献も査読付き文献であることから研究の質は高いと判断した。

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