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メタプロ緑濃茶 糖×脂×圧

商品詳細

届出番号 H838
商品名 メタプロ緑濃茶 糖×脂×圧
会社名 井藤漢方製薬株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 血圧のサポート;中性脂肪を抑える;血糖値の上昇を抑える
●本品にはイソマルトデキストリン(食物繊維)が含まれます。イソマルトデキストリン(食物繊維)は、血糖値が上がりやすい方の食後の血糖値や、食後の血中中性脂肪が高めの方の食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする機能が報告されています。●本品にはGABAが含まれます。GABAは、血圧が高めの方の血圧を低下させる機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 健常成人
機能性関与成分名 イソマルトデキストリン(食物繊維)、GABA
  • GABA
  • イソマルトデキストリン
  • 1日あたりの含有量 イソマルトデキストリン(食物繊維) 2130mg、GABA 12.3mg
    摂取目安量 4g
    摂取方法 約150~200mLのお湯や水に混ぜてお飲みください。
    摂取をする上での注意事項 ●摂り過ぎ、あるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。 ●降圧剤を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。 ●一日摂取目安量を守ってください。
    届出日 2022/11/26
    販売開始予定日 2023/03/31
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(サプリメント形状)【イソマルトデキストリン・GABA加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (R5.4.5)<公開>1.様式Ⅵ 表示見本
    (R5.5.12)<公開>2.様式Ⅵ 表示見本
    (R6.4.15)<公開>3.別紙様式2、4.様式Ⅰ 1.安全性に関する基本情報 (2)当該製品の安全性に関する届出者の評価、5.様式Ⅱ、6.別紙様式Ⅱ-1
    (R6.10.15)様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    <イソマルトデキストリン>
    既存情報にて確認された安全性試験の報告では、ラットによる急性毒性試験、90日間反復投与試験で毒性は認められず、また、Ames試験で変異原性は示されなかった。ヒトにおける過剰摂取試験(30g/日、4週間継続摂取)、長期摂取試験(10g/日、12週間継続摂取)、単回摂取試験(2.5g)では有害事象は認めらなかった。また、下痢に対する最大無作用量は0.8g/kg-BWと判断されたが、この数値は体重60kgのヒトに換算すると39.6gに相当し、本届出品の一日摂取目安量に含む機能性関与成分量はこれに比べて十分に低い。以上より、当成分の安全性および本届出品の安全性には、問題がないと判断した。ただし、「一日摂取目安量を守ってください。」「摂り過ぎ、あるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。」と注意喚起をした。なお、各種安全性試験で評価された物質は本届出品が含む物質と同じであり、同等性に問題はないと判断した。

    <GABA>
    既存情報による食経験の評価では不十分であったため、安全性試験による評価を行った。〇安全性試験による評価: 10~1,000 mgのGABAを単回~12週間摂取した場合に、軽度の自覚症状変化を訴える事例(下痢など)はあるものの、安全性に問題はなかったと報告されている。更に本届出品に含まれるGABAを用いた安全性試験(①GABA 241.5㎎を13週間継続摂取②GABA 1207.7mgを4週間継続摂取)を実施し、いずれも安全性に問題ないことを確認している。ここから、本届出品に含まれるGABAには十分な安全性があると判断できる。GABAは単純な構造のアミノ酸であり、基原による性質の違いは生じないため、各安全性試験で用いられたGABAと本届出品に含まれるGABAは同等のものであると言える。以上のことから、GABAを配合した本届出品の安全性に問題はないと考えられる。また、GABAの医薬品との相互作用について問題ないと判断したが、摂取上の注意に「降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。」と注意喚起をした。

    【機能性関与成分同士の相互作用】
    現在のところ機能性関与成分同士の相互作用に関する報告はないため、当該製品の機能性関与成分同士の相互作用によって、健康被害が生じる可能性は 「なし」と評価する。

    機能性

    <血糖>
    ・標題
    イソマルトデキストリン(食物繊維)の血糖上昇抑制作用もしくは糖の吸収抑制作用の検証
    ・目的
    健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取による血糖上昇抑制作用もしくは糖の吸収抑制作用があるか検証する。
    ・背景
    日本では食生活の変化などを背景として糖尿病に対する対策が急務となっており、食後の血糖値の管理も重要とされている。食物繊維には血糖値の上昇を抑制する機能を有するものが知られており、水溶性食物繊維であるイソマルトデキストリンにもその機能が期待されている。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の血糖上昇抑制作用もしくは糖の吸収抑制作用に関するシステマティックレビューを実施した。
    ・レビュー対象とした研究の特性
    検索日:日本国内外の文献 2019年11月12日(PubMed, The Cochrane Library, JDreamⅢ)
    検索対象期間:検索日までの全期間
    対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)
    最終的に評価した論文数:2報(研究2例)
    研究デザイン:ランダム化二重盲検並行群間比較試験、ランダム化二重盲検クロスオーバー試験、準ランダム化二重盲検比較試験
    利益相反:本研究は、株式会社林原からの資金提供を受けて実施されたものである。
    ・主な結果
    血糖値の上がりやすい健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)において、イソマルトデキストリン(食物繊維)2.13 g以上の摂取で食後の血糖値の上昇を抑制し、また2.52 g以上の摂取で食事由来の糖の吸収も抑制すると考えられた。
    ・科学的根拠の質
    採用論文は2報と少なくメタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなったが、各々ランダム化二重盲検比較試験で実施され、血糖値の上昇を抑制するという結果に一貫性があるため、信頼性は高いと考える。今後1日当たりの有効摂取量などに関してさらなる研究が望まれる。

    <中性脂肪>
    ・標題
    イソマルトデキストリン(食物繊維)の血中中性脂肪上昇抑制作用もしくは脂肪の吸収抑制作用の検証
    ・目的
    健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取による血中中性脂肪上昇抑制作用もしくは脂肪の吸収抑制作用があるか検証する。
    ・背景
    日本では食生活の変化などを背景として生活習慣病に対する対策が急務となっており、食後高脂血症に対する注意も重要とされている。食物繊維には食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する機能を有するものが知られており、水溶性食物繊維であるイソマルトデキストリンにもその機能が期待されている。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の血中中性脂肪値上昇抑制作用もしくは脂肪の吸収抑制作用に関するシステマティックレビューを実施した。
    ・レビュー対象とした研究の特性
    検索日:日本国内外の文献 2020年7月14日(PubMed, The Cochrane Library,
    JDreamⅢ)。また、データベース以外で既に存在を把握している文献は、著者から情報提供を受けた(2020年8月28日)。
    検索対象期間:検索日までの全期間
    対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)
    最終的に評価した論文数:2報
    研究デザイン:ランダム化二重盲検並行群間比較試験、ランダム化二重盲検クロスオーバー試験、準ランダム化二重盲検比較試験
    利益相反:評価対象とした2件の研究において、研究監修機関、方針決定機関、研究実施機関は独立している。資金源は方針決定機関(㈱林原)である。本SRは、㈱林原より依頼を受け、合同会社オクトエルが実施した 。
    ・主な結果
    イソマルトデキストリン(食物繊維)は、2.13 g以上の摂取時に食後の血中中性脂肪値が高めの健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)の食後血中中性脂肪値上昇抑制作用を、また5 g以上の摂取時に健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)の食後の血中中性脂肪上昇抑制作用と食事由来の脂肪の吸収抑制作用を有すると考えられた。
    ・科学的根拠の質
    採用論文は2報であるため、パブリケーション・バイアスと非一貫性については検討していない。また、メタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなった。しかしながらエビデンス・グレーディングが高いとされるランダム化二重盲検比較試験で実施されており、食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する機能性と食事由来の脂肪の吸収を抑制する機能性に関する結論が後発の1次研究によって大きく変更される可能性は低いと推察される。一日当たりの有効摂取量に関するさらなる研究が報告されることが望ましい。

    <血圧>
    ・標題
    「GABA摂取による血圧が高めの方の血圧を低下させる効果についての研究レビュー」
    ・目的
    血圧が正常もしくは高め〔最高(収縮期)血圧~139 mmHgまで、または、最低(拡張期)血圧~89 mmHgまで〕の健常成人が、長期間GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、血圧低下効果に違いがあるかどうかを評価し、届出品に含まれる量のGABAが健常人の高めの血圧を健康的な値に保つことをサポートするかを検証することを目的とした。
    ・背景
    本品を機能性表示食品として販売するにあたり、GABAを配合した本届出品の血圧低下効果について検証するため、本研究レビューを行った。
    ・レビュー対象とした研究の特性
    日本語および英語の文献データベース、健康食品素材のデータベースを用いて文献調査を行い、2016年7月より以前に発表された文献を対象として、「目的」の項に記載した条件に合致する文献を検索した。なお、特定保健用食品の試験方法に倣い、参加者に軽症高血圧者が含まれる研究も対象としたが、軽症高血圧者のみの研究は疾病者のデータになるため対象外とした。最終的に残った15報を評価対象とした。
    ・主な結果
    血圧低下効果は、収縮期および拡張期血圧を指標として評価された。その結果、正常高血圧(収縮期血圧 130~139 mmHg 又は拡張期血圧 85~89 mmHg)の人において、1日あたり12.3mg~80mgのGABAを含んだ食品はGABAを含まない対照品と比較して、有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。また、正常な血圧の人のみを対象とした場合は正常な血圧を維持した。採用した論文は、いずれも日本人を対象とした試験であり、日本人への外挿性は高いと判断した。
    ・科学的根拠の質
    収集した論文は、GABAを含まないプラセボを対照としたランダム化二重盲検並行群間試験がほとんどで、研究レビューの科学的根拠の質は高いと考えられる。一部の採用論文において、研究方法に偏り(バイアス)が疑われるもの、利益相反について記述がないものもあったが特に問題となるものはなかった。
    また、幅広く文献の検索を実施しているが、未報告の研究が存在する可能性があり、出版バイアスの可能性もあると考えられるため、今後も新しい研究報告について定期的にチェックする必要がある。

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