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骨の健康サポート青汁+(プラス)

商品詳細

届出番号 H1383
商品名 骨の健康サポート青汁+(プラス)
会社名 株式会社つぼ市製茶本舗 他製品
ウェブサイト http://www.tsuboichi.co.jp/
表示しようとする機能性 お腹の調子を整える;骨代謝の促進
本品にはマルトビオン酸Caが含まれます。マルトビオン酸Caには、食事に含まれる鉄・カルシウムの吸収を促進する機能、中高年女性の骨の成分維持に役立つ機能、お腹の調子を整える機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 丈夫な骨を維持したい健常な中高年女性。便通を改善したい健常成人。食事とともにミネラル(鉄・カルシウム)の吸収を促進したい健常成人。
機能性関与成分名 マルトビオン酸Ca
  • マルトビオン酸Ca
  • 1日あたりの含有量 2.54 g
    摂取目安量 1本(7g)
    摂取方法 ・1本 ・180~200ml 水やミルクに溶かしてお召し上がりください。 冷たい水やミルクで作ると、より美味しくお召し上がりいただけます。
    摂取をする上での注意事項 ●本品は難消化性の糖質が含まれているため、摂り過ぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなる可能性があります。1日の摂取目安量を守ってください。本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
    届出日 2023/03/24
    販売開始予定日 2023/10/02
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【粉末清涼飲料】
    安全性の評価方法 安全性試験の実施
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    【食経験の評価】
    でん粉を原料に、アミラーゼやグルコースオキシダーゼ等の糖化酵素を作用させ、製造されたマルトビオン酸Caは、喫食実績が乏しいため、安全性試験により評価した。
    【安全性試験】
    <細菌を用いた復帰突然変異試験>
    サルモネラ菌4菌株と大腸菌1菌株を用いて、マルトビオン酸Caの細菌における遺伝子突然変異誘発性を検討した結果、全5菌株において遺伝子突然変異誘発性を有さなかった。
    <ラット単回投与毒性試験>
    マルトビオン酸Caを雌雄ラット各5匹に14日間、単回強制経口投与したが、いずれのラットにも異常は認められなかった。
    <ラット90日間反復投与毒性試験>
    マルトビオン酸を主成分とするCa塩(粉あめ)を雌雄各10匹のラットに90日間投与した結果、各投与群の雄雌ともに被験物質投与に関連した毒性変化は認められなかった。
    <ヒト過剰摂取試験>
    マルトビオン酸を主成分とするCa塩(粉あめ)を1日24 g(マルトビオン酸Caとして16.35g)を健常な日本人成人男女21名(男性11名、女性10名)に4週間継続して摂取させたオープン試験を行った結果、身体測定・理学検査、末梢血液検査、尿検査、自覚症状、医師による内科的検査において、当該製品によると考えられる臨床上問題となる変動・有害事象は認められなかった。
    <ヒト長期摂取試験>
    マルトビオン酸を主成分とするCa塩(粉あめ)を閉経後の女性34名(2群:1群17名)に1日8g(マルトビオン酸Caとして5.08g)、24週間継続して摂取する二重盲検並行群間比較試験並びに、マルトビオン酸を主成分とする水飴(シロップ)を閉経後の女性34名(2群:1群17名)に1日7g(マルトビオン酸として2.83g)、24週間継続して摂取する二重盲検並行群間比較試験において、身体測定・理学検査、尿検査、末梢血液検査、自覚症状及び医師による内科的検査では、臨床上問題となる変動・有害事象は試験食品の両試験群に認められなかった。
    <ヒトにおける下痢に対する最大無作用量の評価試験>
    ・健常女性42名(平均年齢21.1±0.4歳、BMI 20.8±2.6 kg/m2)での、下痢の誘発率0%となる摂取量(最大無作用量)は、0.27 g/kg B.W(body weight)であった。
    以上より、関与成分であるマルトビオン酸Caおよび本届出製品は摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に問題はないと判断した。

    機能性

    ≪1-1.標題≫
    マルトビオン酸Ca(マルトビオン酸として)のミネラル吸収促進に関する研究レビュー
    ≪1-2.目的≫
    健常成人に対して、マルトビオン酸の摂取が、食事に含まれるミネラル成分の吸収を促進するかを検証することを目的とした。
    ≪1-3.背景≫
    マルトビオン酸は分子内に複数の水酸基と一個のカルボキシ基を有しており、Caなどのミネラル塩の可溶化安定性に優れた性質を持つ難消化性の二糖類である。ラットを用いた試験では、マルトビオン酸は、腸管内で分解されることなく、Caなどのミネラル塩の可溶化状態を保ち、腸管からの吸収を促進することで、Caの体内吸収率を増進させる働きを持つことが報告されている。今回、健常成人が食事と一緒にマルトビオン酸を摂取した際の食事に含まれるミネラル成分の吸収促進効果について評価した。
    ≪1-4.レビュー対象とした研究の特性≫
    健常成人を対象にマルトビオン酸を含む食品の摂取が、プラセボと比較して、食事に含まれるミネラル成分の腸からの吸収を促進するかを検証した研究を検索した。国内外の文献データベース等を用いて検索を行った結果、条件を満たしたRCT研究は3件であった。
    ≪1-5. 主な結果≫
    健常成人が、マルトビオン酸を0.81 g或いはマルトビオン酸Ca 0.63 g(マルトビオン酸換算で0.6 g)を食事と一緒に単回摂取することで、腸管吸収の指標となる尿中ミネラル(Fe、Zn、Mg、Ca)量が6~8時間後まで有意に増加し、腸管からのミネラル成分の吸収が促進される効果が認められた。よって、食事と一緒にマルトビオン酸0.6 g以上(マルトビオン酸Ca換算で0.63 g以上)を摂取することにより、食事に含まれるミネラル成分 (Fe、Zn、Mg、Ca)の腸からの吸収を促進する効果に有効であると考えられた。
    ≪1-6.科学的根拠の質≫
    本レビューの限界として、出版バイアスリスクが挙げられる。また、RCT研究3件中1件では傾向差であり有意な結果となっていないことから、更なる研究は望まれるも、今後の研究で結論が大きく変更される可能性は低いと判断した。

    ≪2-1.標題≫
    マルトビオン酸Ca(マルトビオン酸として)の骨代謝(骨吸収・骨形成)改善効果に関する研究レビュー
    ≪2-2.目的≫
    健常な中高年の方を対象にマルトビオン酸の摂取が、骨代謝(骨吸収・骨形成)改善効果に有効性を示すかを検証した。
    ≪2-3.背景≫
    マルトビオン酸はカルシウムなどのミネラル塩の可溶化安定性に優れ、カルシウムの体内吸収を増進させることや、骨再構築(骨リモデリング)過程において骨を溶解する(骨吸収)働きを持つ破骨細胞の分化を抑制することが報告されている。
    ≪2-4.レビュー対象とした研究の特性≫
    国内外の文献検索の結果RCT研究5件を採用し、健常な中高年の方がマルトビオン酸を含む食品の摂取した際の骨代謝改善効果に対する有効性(評価指標:骨吸収マーカーの低下、骨形成マーカーの上昇)について定性的なレビューを実施した。
    ≪2-5.主な結果≫
    健常な中高年女性が、マルトビオン酸を1日あたり0.8 gおよび1.6 g、或いはマルトビオン酸Ca 2.54 g(マルトビオン酸換算で2.412 g)を4週間継続摂取することで、骨代謝の指標として用いた骨吸収マーカーの低下や骨形成マーカーの上昇が確認された。
    ≪2-6.科学的根拠の質≫
    本レビューの限界として、出版バイアスリスクが挙げられる。また、RCT研究5件とも、中高年の日本人女性を対象としていたことや、RCT研究2件では、副次アウトカムとして評価した骨代謝マーカーは有意な結果となっていなかった。マルトビオン酸によるCaの腸管吸収を促進する働きや、骨吸収の抑制作用による骨代謝改善に関する作用メカニズムに男女差はないと考えられることから、中高年の男性への外挿も可能であると考えられるが、今後更なるエビデンスの蓄積が望まれる。

    ≪3-1.標題≫
    マルトビオン酸Ca(マルトビオン酸として)の整腸作用に関する研究レビュー
    ≪3-2.目的≫
    健常成人に対して、マルトビオン酸の摂取が、おなかの調子を整え、お通じを改善するかを検証することを目的とした。
    ≪3-3.背景≫
    マルトビオン酸Caは難消化性のオリゴ糖であり、動物試験等において、腸内環境改善効果に関する結果が報告されている。今回、便秘傾向の健常成人がマルトビオン酸を摂取した際の便通改善を評価した。
    ≪3-4.レビュー対象とした研究の特性≫
    便秘傾向の健常成人を対象にマルトビオン酸を含む食品の摂取が、プラセボと比較して、便通改善を示すかを検証した研究を検索した。国内外の文献データベース等を用いて検索を行った結果、条件を満たしたRCT研究は3件であった。
    ≪3-5.主な結果≫
    1日あたりマルトビオン酸として0.8g或いは1.6 g、マルトビオン酸Caとして2.54g(マルトビオン酸換算で2.412 g)を継続摂取により、排便回数や日数が有意に増加し、便秘の自覚症状(便形状・硬さ、排便痛)の改善が認められた。よって1日あたりマルトビオン酸0.8 g以上(マルトビオン酸Ca換算で0.843 g以上)の継続的な摂取は、便秘傾向である健常成人に対して、便の状態(量、形、硬さ)を整え、お通じ(回数、排便痛)を改善する効果に有効であると考えられた。
    ≪3-6.科学的根拠の質≫
    本レビューの限界として、出版バイアスリスクや症例減少バイアスリスクが挙げられる。また、RCT研究3件とも対象者が女性のみであった。マルトビオン酸によりおなかの調子を整えるメカニズムは、年齢や性別において差異はないと考えられることから、他年齢や男性への外挿も可能であると判断したが、今後更なるエビデンスの蓄積が望まれる。

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