一覧へ戻る

からだ想いピースナイトメモリープラス

商品詳細

届出番号 G424
商品名 からだ想いピースナイトメモリープラス
会社名 キッコーマンニュートリケア・ジャパン株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.kikkoman-shop.com
表示しようとする機能性 ストレス・緊張の緩和;疲労感を軽減;睡眠の質の向上;記憶の精度を高める
本品にはテアニンとGABAが含まれています。テアニンは、睡眠の質を高め、翌朝起床時の疲労感を軽減する機能があり、GABAは事務的作業に伴う一時的な精神的ストレスによる気力の低下を緩和する機能と加齢によって低下する認知機能の一部である記憶力(見たり聞いたりしたことを思い出す力)の向上に役立つ機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 健常成人、健常な中高齢者
機能性関与成分名 テアニン、GABA
  • GABA
  • L-テアニン
  • 1日あたりの含有量 テアニン200㎎、GABA100㎎
    摂取目安量 4粒
    摂取方法 1日4粒を目安に、噛まずに水やお湯と共に召しあがりください。●健康のために、毎日召しあがることをおすすめします。
    摂取をする上での注意事項 ●乳幼児の手の届かないところに保存してください。 ●商品により多少の色の違いや、保存中に色が多少変わる場合がありますが、品質には問題ありません。 ●鎮静作用のあるハーブ・健康食品との併用は避けてください。 ●車の運転の前や危険な作業をする前は召しあがらないでください。
    届出日 2021/07/30
    販売開始予定日 2021/10/01
    販売状況 販売中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【GABA・テアニン加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2022/5/23)届出基本情報詳細 届出事項及び開示事項についての問い合わせ先 担当部局を修正。様式Ⅲ別紙様式Ⅲ-3原材料及び最終製品の分析に関する情報は新様式に対応。様式Ⅳ 組織図及び連絡フローチャートを変更。様式Ⅵ 調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするもの、にあっては当該注意事項を修正。様式Ⅶ 届出事項及び開示事項についての問合せ担当部局を修正。様式Ⅵ 表示見本は届出番号を記載。(2024/10/18)様式Ⅳ 組織図及び連絡フローチャートを変更。

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    当該製品は2 種類の機能性関与成分を含むサプリメントである。当該製品には、テアニン(L-テアニン)(以下、「テアニン」と示す) が 200 mg、GABA(γ-アミノ酪酸)(以下、「GABA」と示す)が 100mg含まれる。テアニンとGABAを当該製品と同等量を含む商品が2014年から日本全国の20~90代の方に販売されており、本製品に起因する重大な健康被害は報告されていない。また、テアニンを含有する食品である「テアニンタブレット」 「サンテアニン(顆粒)」の1 日摂取目安量は200 ~300 mgと500 mg であり、それぞれ 2003 ~2015年、 2008~2015年の間、日本全国の幅広い年齢層の方を対象に販売されているが、製品摂取に起因する重大な健康被害は報告されていない。GABAについては、GABAを配合した食品は多数販売されている。摂取集団、摂取形状、摂取方法、摂取頻度、食習慣等を踏まえたGABAを含有する食品の日常的な摂取量、GABA含有量、市販食品の販売期間などの情報と、これまでGABAを配合した食品において重大な健康被害が報告されていないことを総合的に評価すると、GABAを10~200㎎(1日摂取目安量あたり)配合した食品は、十分な食経験があると判断できる。以上より、テアニンとGABAには十分な食経験があると判断した。
     安全性試験による評価では、テアニンを含む食品をヒトに摂取させた試験(テアニ ン 1000 mg/日または 2500 mg/日の 4 週間連続摂取)が報告されており、安全性が確認されている。GABAについては、被験者は12.3~400mgのGABAを4~16週間摂取した20報の臨床試験結果が報告されており、その安全性が確認されている。
     医薬品との相互作用については、2成分ともに降圧薬との併用で低血圧を起こす可能性や興奮時の併用で興奮剤の薬効を減少させる効果が指摘されているが、本機能性表示食品は降圧薬を服用するような疾病に罹患している者は対象とせず、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談するように注意喚起していることから、本機能性表示食品と降圧薬との併用に関する対策は講じられており、本機能性表示食品を販売することは適切であると判断される。さらに2成分同士の相互作用について調査を実施したが、相互作用があるという報告はなかった。

    機能性

    1.テアニン
    【標題】テアニンによる睡眠の質の改善効果の検証
    【目的】健常な成人がテアニンを経口摂取することにより、プラセボ摂取群と比較して、夜間の睡眠の質を改善する効果があるか検証することを目的とした。
    【背景】近年、ストレスなどから生じる睡眠障害に悩む人が増えている。日本においては5人に1人が“寝つきが悪い”、“夜中に目が覚める”などといった睡眠に何らかの不満を持っている。テアニンはその生理作用として睡眠改善効果が報告されている。そこで健常な成人がテアニンを経口摂取することにより、プラセボ摂取群と比較して、夜間の睡眠の質を改善する効果が認められるかを、評価することとした。
    【レビュー対象とした研究の特性】最終的に採用した2報は、セッティングが日本であり、健常な成人を対象としたランダム化比較対照試験(RCT)であった。2報中1報は被験者が男性のみ、もう1報は更年期女性を対象とした試験であった。採用した論文は2報とも同一の研究グループによって実施された研究であった。
    【主な結果】2報中2報において、1日当たりテアニンを200mg経口摂取することにより、プラセボの摂取と比較して、起床時の疲労回復に関わる主観的指標の改善を示唆する結果が認められた。また、1報において、1日当たりテアニンを200mg経口摂取することにより、プラセボの摂取と比較して、睡眠の質改善を反映する客観的指標の有意な変化(心臓交感神経活動の抑制及び心臓迷走神経活動の上昇)が認められた。
    【科学的根拠の質】ランダム化および割付の隠蔵が詳細に記述されていないなど、一定のバイアスリスクがあると考えられる研究が多かった。採用された2報の研究ともにクロスオーバーデザインの試験を行っており、効果の持ち越しの可能性があった。主観的指標を用いた評価については、その質問票に記載している表現や主観的な判断、および各質問票の質などにばらつきがある可能性が考えられ、これらのばらつきを低減できるような手法で評価をすることが望ましいと考えられる。

    2.GABA(ストレスによる疲労感・気力の低下の緩和について)
    【標題】GABAによる一時的な精神的ストレスによる疲労感や気力の低下を緩和する効果の検証
    【目的】健常な成人がGABAを経口摂取することにより、プラセボ摂取群と比較して、一時的な精神的ストレスによる疲労感や気力の低下を緩和する効果があるかを検証することを目的とした。
    【背景】現代社会において、ストレスは避けて通れない問題である。ストレスは様々な精神的、肉体的疾病の原因とも言われていることから、ストレス状態を改善し心身をリラックスした状態に保つことは健康の維持に寄与する。GABAには様々な生理機能があることが報告されており、ストレスなど、精神状態の調節に関わる機能についても研究されている。そこで、GABAの経口摂取が健常な成人における一時的な精神的ストレスによる疲労感や気力の低下を緩和することができるか、検証することとした。
    【レビュー対象とした研究の特性】最終的に採用した5報は、セッティングが日本であり、健常な成人を対象としたランダム化比較対照試験(RCT)であった。5報中3報は対象被験者が男性のみの試験であった。採用した論文の全てにおいて、著者に同一の研究グループが含まれていた。
    【主な結果】5報中4報において、1日当たりGABAを28~100mg経口摂取することにより、プラセボの摂取と比較して、事務的作業に伴う一時的な精神的ストレスによる気力の変化を評価する主観的指標およびストレスを評価する客観的指標を有意に改善することが確認された。一方、事務的作業に伴う一時的な精神的ストレスによる疲労感を評価する主観的指標では有意な改善は認められなかった。なお、その他1報は1日当たり25mgのGABAを経口摂取する臨床試験であったが、上記の効果は認められなかった。
    【科学的根拠の質】ランダム化および割付の隠蔵が詳細に記述されていないなど、一定のバイアスリスクがあると考えられる研究が多かった。すべての研究でクロスオーバーデザインの試験を行っており、効果の持ち越しの可能性があった。また、対象被験者が男性のみであった試験が5報中3報であった。主観的指標を用いた評価については、その質問票に記載している表現や主観的な判断、および各質問票の質などにばらつきがある可能性が考えられ、これらのばらつきを低減できるような手法で評価をすることが望ましいと考えられる。

    3.GABA(記憶力改善について)
    【標題】GABAによる記憶力改善効果の検証
    【目的】40歳以上の健常者がGABAを経口摂取することにより、プラセボ群と比較して、記憶力を改善する効果があるかを検証することを目的とした。
    【背景】認知機能の維持、低下の抑制は健康長寿の実現において重要な課題であり、健康の維持増進に必要な取り組みである。そこで、認知機能の改善に効果があるとされるGABAの機能について本研究レビューを行い、評価した。
    【レビュー対象とした研究の特性】最終的に採用した2報は、セッティングが日本であり、40歳以上の健常な成人を対象としたランダム化比較対照試験(RCT)であった。採用した論文2報とも同一の研究グループによって実施された研究であった。
    【主な結果】2報中2報において、1日あたりGABAを100㎎~200㎎経口摂取することにより、プラセボの摂取と比較して、認知機能を評価するCognitraxやRBANSと呼ばれる指標の改善を示唆する結果が認められた。
    【科学的根拠の質】出版バイアスの疑いが排除できないが、2報の論文ともに、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は表示しようとする機能性の科学的根拠として問題のないものであると判断された。

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る