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テアニンシュガー

商品詳細

届出番号 F835
商品名 テアニンシュガー
会社名 株式会社パールエース 他製品
ウェブサイト https://www.ensuiko.co.jp/index.php
表示しようとする機能性 ストレス・緊張の緩和;睡眠の質の向上
本品にはL-テアニンが含まれています。L-テアニンには、睡眠の質を高める(起床時の疲労感や眠気を軽減)とともに、一過性の作業にともなうストレスをやわらげることが報告されています。
想定する主な対象者 健康な成人男女〔疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)、及び授乳者を除く〕
機能性関与成分名 L-テアニン
  • L-テアニン
  • 1日あたりの含有量 200 mg
    摂取目安量 一日当たり一本(3 g)を目安にお召し上がりください。
    摂取方法 就寝前や負荷の多い作業前に、そのまま、もしくは飲み物などに入れてご使用ください。
    摂取をする上での注意事項 特に高血圧治療薬、興奮剤を服用している場合は医師にご相談ください。一日摂取目安量をお守りください。本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
    届出日 2021/01/21
    販売開始予定日 2021/06/01
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(その他)【L-テアニン含有砂糖加工食品】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価;既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2024年9月20日)様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本届出商品「テアニンシュガー」は喫食実績のある商品ではないため、本届出製品「テアニンシュガー」はこれまでに喫食実績がないため、機能性関与成分であるL-テアニンを同等量含有する類似商品の喫食実績により安全性の評価を行った。本届出商品と同じ剤型である太陽化学株式会社が製造している「サンテアニン(顆粒)」と錠剤型の「テアニンタブレット(300粒)」の喫食実績を評価した。
    類似商品である「サンテアニン(顆粒)」は2008年から、また「テアニンタブレット」は2003年から販売され、2014年までにそれぞれ7470個及び14500個が、日本全国、小児から高齢者の男女に摂取されている。また類似商品「サンテアニン」におけるL-テアニンの一日摂取目安量は500mg、「テアニンタブレット」は200~300mgとなっている。これら商品の健康被害情報より、①尿の出の悪化、②舌先と指先の痺れ(精神安定剤(メイラックス)と併用 60代女性)、③下痢(男性)、④めまい/頭痛(年配女性)の4件の問い合わせが確認されているが、いずれも重篤な症状ではなく、類似商品「サンテアニン」及び「テアニンタブレット」との関連性についても明らかな推測はできないものであった。また、形態が同じ顆粒形状であるサンテアニンの造粒粉末スティックを用いたヒトでの安全性試験が実施されており、成人13名(男性6名、女性7名)に1日あたりL-テアニンとして2,500 mg、4週間連続摂取させても副作用は確認されなかったことが報告されている。これは、本届出製品「テアニンシュガー」の1日摂取目安量に含まれるL-テアニンの12.5倍量となる。さらに、文献やデータベースで収集した安全性に関する情報も踏まえ、安全である摂取量や摂取する際の注意事項を定めた。以上の評価より、機能性関与成分L-テアニンを一日摂取目安量200mgとする「テアニンシュガー」を摂取することは、安全性に問題が無いと考える。
    また、医薬品との相互作用に関しては、降圧剤 (カプトプリエル、エナラプリル、ロサルタン、バルサルタン、ジルチアゼム、アムロジピン、ヒドロクロロチアジド、フロセミドなど)の効果を高める可能性があること、興奮剤(ジエチルプロピオン、エピネフリン、フェンテルミン、ブソイドエフェドリンなど)の作用を弱めることが知られているため、それらとの併用については医師とご相談の上、十分注意して下さい。

    機能性

    評価する機能性の項目:
    「L-テアニンには、起床時の疲労感や眠気を軽減することが報告されています。」

    (ア)標題
    L-テアニンの摂取は睡眠の質を改善すると考えられます。
    (イ)目的
    健常者成人に、最終製品“サンテアニン200”に含有する関与成分L-テアニン200mgを就寝前に摂取させると、プラセボ摂取の場合と比べ睡眠の質が改善するかについて、起床時の昨夜の睡眠に関するアンケートや睡眠中の生理学的指標について検証しました。
    (ウ)背景
    L-テアニンの睡眠改善効果について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価された文献はなかったため、L-テアニンが夜間睡眠の質を改善するかを結論付けることは出来ませんでした。そこで、検証が必要となりました。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    英語文献検索には、Pubmed(検索対象期間:1971年~2018年8月23日)、Cochrane Library(1997年~2018年9月13日)のデータベースを用いPubmedは2018年8月23日に、Cochrane Libraryは2018年9月13日検索を実施しました。また、日本語文献は、JSTPlus(検索対象期間:1981年~2018年8月14日)、JMEDPlus(1981年~2018年8月14日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2018年8月21日に検索を実施しました。検索対象は、健常な成人の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとしました。その結果、最終的に3報の文献を評価しました。これらの文献のうち2報は原料を販売している企業と大学研究機関との共同研究、1報は原料の提供はあるが大学研究機関が独自で実施した研究の結果です。
    (オ)主な結果
    評価した3報の結果をまとめ、統計的に解析した結果、L-テアニン摂取により、起床時のアンケート調査のうち「疲労回復」、「眠気」の改善については強い関連性が、「夢み」、「睡眠時間延長感」の改善については中程度の関連性がみられました。また、生理学的指標のひとつである睡眠中の交感神経活動の抑制についても中程度の関連性がみられました。これらの指標は、日本人(成人)で標準化された「OSA睡眠調査票(MA版)」の評価項目に含まれていることから日本人の睡眠の質を評価するのに適しているといえ、「疲労回復」と「眠気」の改善に強い関連性がみられたことは良質な睡眠がもたらされたことを示しています。以上より、就寝前にL-テアニンを摂取することは、起床時の疲労感や眠気を軽減し、睡眠の質を改善すると考えられました。
    (カ)科学的根拠の質
    選定された文献が3報でしたので出版によるバイアスの評価に至りませんでした。正確性の評価に関してはサンプルサイズが少ないため考慮が必要とされました。エビデンスの一貫性などに特に問題は認められず、エビデンス総体の質はおおむね良好と考えています。
    (構造化抄録)

    評価する機能性の項目:
    「L-テアニンには、一過性の作業にともなうストレスをやわらげることが報告されています。」

    (ア)標題
    L-テアニンの摂取はストレスを緩和する機能が考えられます。
    (イ)目的
    健常成人に、最終製品“サンテアニン200”に含有する機能性関与成分L-テアニン200mgをストレス負荷前に摂取させると、プラセボ摂取の場合と比べてストレスをやわらげる機能があるかについて、精神的なストレス負荷におけるストレス感のアンケートや生理学的指標について検証しました。
    (ウ)背景
    L-テアニンのストレスを緩和する機能について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価された文献はなかったため、L-テアニンがストレスを緩和する機能があるか結論付けることはできませんでした。そこで、検証が必要となりました。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    英語文献検索には、Pubmed(検索対象期間:1971年~2018年8月23日)、Cochrane Library(1997年~2018年9月18日)のデータベースを用いPubmedは2018年8月23日、Cochrane Libraryは2018年9月18日に検索を実施しました。日本語文献は、JSTPlus(検索対象期間:1981年~2018年8月14日)、JMEDPlus(1981年~2018年8月14日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2018年8月21日に検索を実施しました。検索対象は、健常な成人の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとしました。その結果、最終的に3報の文献を評価しました。これらの文献2報は原料を販売している企業と大学研究機関との共同研究、1報は原料の提供はあるが大学研究機関が独自で実施した研究の結果です。
    (オ)主な結果
    評価した3報の結果をまとめ、統計学的に解析した結果、ストレス負荷がかかった状況でL-テアニンを摂取することにより、ストレス評価指標の項目のうち、主観評価である「STAI」「Subjective stress: VAS」についてはL-テアニン摂取と強い関連性が、客観的評価である「唾液のストレスマーカー(sIgA、アミラーゼ)」および自律神経系の「心拍数」「拡張期血圧」については強い関連性、また「収縮期血圧」についても弱いながらも関連性が見られました。つまり、これらの指標において効果がみられたことは、L-テアニンの摂取によりストレスをやわらげることを示しています。以上により、L-テアニンの摂取は、一過性の作業にともなうストレスをやわらげる機能があると考えられました。
    (カ)科学的根拠の質
    選定された文献が3報でしたので出版によるバイアスの評価には至りませんでした。正確性の評価に関してはサンプルサイズが少ないため考慮が必要とされました。エビデンスの一貫性などには特に問題は認められず、エビデンス総体の質はおおむね良好と考えています。

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