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まるごと桑の葉

商品詳細

届出番号 F577
商品名 まるごと桑の葉
会社名 トヨタマ健康食品株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.kenkoshokuhin.jp
表示しようとする機能性 血糖値の上昇を抑える
本品には桑の葉由来イミノシュガーが含まれます。桑の葉由来イミノシュガーは、食事に含まれる糖の吸収を抑えて、食後に上がる血糖値を抑える機能が報告されています。
想定する主な対象者 健康な成人
機能性関与成分名 桑の葉由来イミノシュガー
  • イミノシュガー
  • 1日あたりの含有量 ①1回1袋 2gあたりの機能性関与成分:3.86mg、②2回2袋 4gあたりの機能性関与成分:7.72mg、③3回3袋 6gあたりの機能性関与成分:11.58mg
    摂取目安量 1回1袋(1~3回)
    摂取方法 お食事の時に1回1袋を約150mlの水またはお湯に溶いて、1日3回までお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●2~3回分を一度にお召し上がりにならないでください。●一日の摂取目安量を守り、飲みすぎないようご注意ください。●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。●糖尿病治療薬を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。
    届出日 2020/10/27
    販売開始予定日 2021/04/28
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【桑葉粉末加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (R3.2.4)様式Ⅰ、様式Ⅱ-1、製品規格書、様式Ⅵ、表示見本、様式Ⅶの修正
    (R3.3.25)表示見本、様式Ⅶの修正
    (R3.5.28)様式Ⅴ-11a、様式Ⅴ-16の修正
    (R3.11.17)様式Ⅰの修正
    (R4.1.19)様式Ⅴ-1、様式Ⅴ-4、様式Ⅴ-7、様式Ⅴ-11aの修正
    (R5.1.17)様式Ⅳ、様式Ⅵ、表示見本、様式Ⅶの修正
    (R5.8.28)様式Ⅲ-3、分析方法を示す資料、分析試験の成績書の修正
    (R5.10.3)分析方法を示す資料の修正
    (R5.12.15)様式Ⅰ、様式Ⅱ、様式Ⅱ-1の修正
    (R6.2.9)様式Ⅰ、様式Ⅲ、様式Ⅲ-1、連絡フローチャートの修正
    (R6.9.3)様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    ●喫食実績による食経験の評価
    当該製品は2003年4月より国内で全国規模にて100万袋(2g/袋)以上の販売実績がありますが、これまでに健康被害に関するお客様からのお申し出はありません。
    ●既存情報を用いた食経験及び安全性試験の評価
    桑の葉由来イミノシュガーを含む桑葉は、古くから養蚕が盛んな地域においてクワ葉茶として飲まれ、漬物や天ぷら等の食材としても食されていました。1998年頃からは青汁やお茶、サプリメントの原料として供給されており、その間、重篤な健康被害例は報告されていません。また、乾燥桑葉粉末を摂取した安全性試験として、過剰摂取試験と長期摂取試験の情報が確認されています。過剰摂取試験では1日摂取目安量の3倍量以上の桑の葉由来イミノシュガーを2週間摂取したものと推察されますが、有害事象は確認されておりません。長期摂取試験では1日摂取目安量と同等量以上の桑の葉由来イミノシュガーを12週間摂取したものと推察されますが、有害事象は確認されておりません。当該製品の機能性関与成分を含む原材料である桑葉粉末は、桑葉の乾燥粉末であり、それ以外の加工はされていないため、上記既存情報と同等性に問題はありません。以上のことから、桑の葉由来イミノシュガーの安全性に問題はないと評価しました。
    ●医薬品と機能性関与成分の相互作用
    桑の葉由来イミノシュガーと医薬品の相互作用については情報が確認されませんでしたが、糖の吸収を抑える作用機序を持つ桑の葉由来イミノシュガーと血糖値を下げる作用のある糖尿病治療薬との併用によって低血糖が生じる可能性を否定できないと考えられました。当該製品は疾病に罹患していない健康な方を対象としていることから、低血糖リスクを増大させる可能性は低いと考えられますが、念のため「摂取上の注意」に注意喚起を行なっております。以上のことから、桑の葉由来イミノシュガーを含む当該製品を機能性表示食品として販売することは適切であると判断しました。

    機能性

    【標題】
    桑の葉由来イミノシュガーの摂取による、食後の血糖値上昇抑制に関する研究レビュー
    【目的】
    成人健常者を対象として、桑の葉由来イミノシュガーの経口摂取による食後血糖値の上昇抑制機能について評価しました。
    【背景】
    桑葉においてはイミノシュガーと呼ばれるアザ糖の一種(DNJ、GAL-DNJ、ファゴミン)が同定され、スクロースやマルトース等の二糖を単糖に分解するα-グルコシダーゼの活性を阻害する作用が報告されています。臨床試験においても、イミノシュガーを含む桑葉摂取により食後の血糖値上昇抑制作用が報告されています。
    つまり、桑の葉由来イミノシュガーには、食事由来の糖質の吸収を抑制することで、血糖値の上昇を抑制する機能があると考えられますが、健常者に絞って評価した研究レビューは少ないです。そこで我々は、健常者を対象に、イミノシュガーの単回経口摂取による食後の血糖値上昇抑制作用について、システマティックレビューの手法を用いた解析を実施しました。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験(RCT)・準RCTを対象に検索をおこないました。対象の集団は、健康な成人男女であり、最終的には1報の論文を採用しました。
    【主な結果】
    評価対象の1報を評価した結果、食後の血糖値上昇抑制機能に対して肯定的であり、その有効性が認められていました。対象者は20~64歳の健常男女であったため、幅広い年代で男女の区別なく機能性を得られると判断しました。一日当たりの桑の葉由来イミノシュガーの摂取量は2.42 mgでした。したがって、桑の葉由来イミノシュガーの摂取は、成人健常者の食後の血糖値の上昇を抑制する機能に関して肯定的であると判断しました。
    本品は一日当たりの摂取目安量中に桑の葉由来イミノシュガーを2.42 mg以上含んでおり、食後の血糖値上昇抑制が期待できると判断しました。
    【科学的根拠の質】
    本研究レビューでは、桑の葉由来イミノシュガーの摂取の効果について1報のRCT論文を評価しました。本研究レビューにおいて、採用論文におけるバイアス・リスクは「低」であり、バイアス・リスクは「低」と評価しました。また、本研究レビューの限界として、論文数が1報しかないことが挙げられます。そのため、今後、さらなる研究が必要であると考えられました。

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