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トリプルバリア 青りんご味

商品詳細

届出番号 F232
商品名 トリプルバリア 青りんご味
会社名 日清食品株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.nissin.com/jp/
表示しようとする機能性 お腹の調子を整える;中性脂肪を抑える;血糖値の上昇を抑える
本品にはサイリウム種皮由来の食物繊維が含まれます。食事中の脂肪、糖、塩分の便への排出を増やし、食後の中性脂肪や血糖値の上昇を抑え、高めの血圧を下げる機能があります。また、お通じの回数や量を増やす便通改善機能が報告されています。
想定する主な対象者 健常人であって、脂肪、糖、血圧が気になる方、およびおなかの調子を整えたい方に適しています。
機能性関与成分名 サイリウム種皮由来の食物繊維
  • サイリウム種皮由来の食物繊維
  • 1日あたりの含有量 3.6g
    摂取目安量 脂肪が気になる方・・・1日1本を目安にお召し上がりください。糖が気になる方・・・1日1本を目安にお召し上がりください。血圧が気になる方・・・1日3本(1食当たり1本)を目安にお召し上がりください。おなかの調子を整えたい方・・・1日1本を目安にお召し上がりください。
    摂取方法 本品1本につき、180mlの水に手早くまぜ、お食事の前にお召し上がりください。※時間が経つと、ゼリー状に固まってきます。その場合は、スプーンですくってお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守り、1日3本を超えないようお召し上がりください。また、多量に摂り過ぎたり、あるいは体質・体調により、一時的におなかがゆるくなることがあります。●粉末は決して直接口に入れず、水にまぜてお召し上がりください。粉末がのどに詰まることがあります。●本品に黒や茶色の粒子がまざっていますが、サイリウム(オオバコ)の種皮ですので、安心してお召し上がりください。●食生活のバランスを考え、他の食品も合わせて上手にご利用ください。●サイリウムに直接触れる業務(調合、製造等)にたずさわる人が、本製品を摂取した場合に、ごくまれに皮膚にかゆみ、発疹の過敏反応を引き起こす可能性があります。●開封後はなるべく早めにお召し上がりください。
    届出日 2020/07/03
    販売開始予定日 2020/09/30
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【食物繊維加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による食経験の評価
    機能性の評価方法
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    2024年10月30日 
    様式Ⅳの修正
    2022年3月21日
    様式Ⅵ 製造所住所を記載した表示見本を削除
        表示見本の変更

    2021年4月21日
    様式Ⅲ 別紙Ⅲ-1の修正
    様式Ⅵ 既届出見本の修正
        表示見本の追加

    2021年1月20日
    様式Ⅰの修正
    様式Ⅲの修正 別紙様式Ⅲ-1の修正
    様式Ⅳの別紙様式(Ⅳ)組織図フローチャート報告体制の修正
    様式Ⅵ 既届出見本への届出番号の追記 
        表示見本の追加
    様式Ⅶの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    ①既存情報を用いた評価
     サイリウム種皮は、インドオオバコの種皮から得られる食物繊維で、古くから緩下剤として利用されています。また、サイリウム種皮を配合した食品には、「おなかの調子を整える食品」として消費者庁から特定保健用食品の表示許可を受け販売されているものもあります。
     国立健康・栄養研究所の素材情報データベースのサイリウムの項を確認しました。その結果、適切に用いれば経口摂取でおそらく安全と思われますが、水なしでの摂取や嚥下困難者が摂取した場合に食道や胃腸に障害が起きることがあるため、充分な水とともに摂取するなどの注意が必要と記載されていました。

     以上より、サイリウム種皮には十分な食経験があり、サイリウム種皮を使用する本製品を適切な方法で摂取する場合は安全であると判断いたします。

    機能性

    本品の機能性に関する届出者の評価
    食事中の脂肪の便への排出を増加させ、食後の中性脂肪値の上昇を抑制する機能について(最終製品を用いた臨床試験)
    【標題】
    健常人を対象とした「サイリウム種皮由来食物繊維」含有粉末飲料の食後中性脂肪値上昇抑制作用の確認
    【目的】
    健常な成人男女を対象とし、「サイリウム種皮由来の食物繊維」3.6gを含む本品を食事の前に摂取した時の食後血中中性脂肪値上昇抑制作用を検証した。
    【背景】
    脂質の割合が高い食事を摂取した際には、食後血中中性脂肪値が高い傾向を示し、食後の高い血中中性脂肪値は脂質異常症や動脈硬化性疾患のリスク因子となることが知られている。このため食後血中中性脂肪値の上昇を抑制することは健康の維持、増進に有用であると考えられる。先行研究において「サイリウム種皮由来食物繊維の摂取」が便への脂質の排出量を増加させることが明らかとなっており、脂質の便への排出増加を作用機序とした食後中性脂肪値上昇抑制作用が期待された。
    【方法】
    空腹時血中中性脂肪が150mg/dL未満を示した20歳以上65歳未満の男女80名を対象に、食事前に本品または対照粉末飲料を摂取し、摂取後6時間までの血中中性脂肪値を測定した。2週間後、本品または対照粉末飲料を入れ替えて摂取し、両粉末飲料の間に統計的に差があるか否かを検証した。
    【主な結果】
    血中中性脂肪値は、本品摂取により、対照粉末飲料摂取と比較して摂取後2,3時間後で有意に低値を示した。摂取6時間までの血中中性脂肪値iAUC(増分曲線下面積)も本品摂取により、対照飲料摂取と比較して有意に低値を示した。
    【科学的根拠の質】
    本試験はランダム化二重盲検クロスオーバー比較試験で行っており、特定保健用食品の臨床試験に則った方法であるので、試験結果の信頼性に問題ないものと考えられる。

    食事中の糖の便への排出を増加させ、食後の血糖値の上昇を抑制する機能について(最終製品を用いた臨床試験)
    【標題】
    健常人を対象とした「サイリウム種皮由来食物繊維」含有粉末飲料の食後血糖値上昇抑制作用の確認
    【目的】
    健常な成人男女を対象とし、「サイリウム種皮由来の食物繊維」3.6gを含む本品を食事の前に摂取した時の食後血糖値上昇抑制作用を検証した。
    【背景】
    糖質の割合が高い食事を摂取した際には、食後血糖値が高い傾向を示し、食後高血糖は糖尿病のリスク因子となることが知られている。
    このため食後血糖値の上昇を抑制することは健康の維持、増進に有用であると考えられる。先行研究において「サイリウム種皮由来食物繊維の摂取」が便への糖の排出量を増加させることが明らかとなっており、糖の便への排出増加を作用機序とした食後血糖値上昇抑制作用が期待された。
    【方法】
    空腹時血糖値が125mg/dL以下を示した20歳以上65歳未満の男女50名を対象に、食事前に本品または対照粉末飲料を摂取し、摂取後120 分までの血糖値を測定した。1週間後、本品または対照粉末飲料を入れ替えて摂取し、両粉末飲料の間に統計的に差があるか否かを検証した。
    【主な結果】
    血糖値は、本品摂取により、対照粉末飲料摂取と比較して摂取後30分後で有意に低値を示した。摂取120分後までの血糖値iAUC(増分曲線下面積)も本品摂取により、対照粉末飲料摂取と比較して有意に低値を示した。
    【科学的根拠の質】
    本試験はランダム化二重盲検クロスオーバー比較試験で行っており、特定保健用食品
    臨床試験に則った方法であるので、試験結果の信頼性に問題ないものと考えられた。

     
    食事中の塩分の便への排出を増加させ、高めの血圧を下げる機能について(最終製品を用いた臨床試験)
    【標題】
    食塩血圧が高めの方を対象とした「サイリウム種皮由来食物繊維含有粉末飲料」の血圧降下作用の確認
    【目的】
    正常高値血圧の成人男女を対象とし、「サイリウム種皮由来の食物繊維」3.6gを含む本品を長期摂取した時の血圧低下作用を検証した。
    【背景】
    食塩の多い食事は血圧上昇に関連があるといわれ、高血圧患者は脳・腎・心・血管疾患の発症・進展を来しやすく、血圧値を正常範囲にコントロールする必要性が認められている。このため高めの血圧を下げることは健康の維持、増進に有用であると考えられる。先行研究においてサイリウム種皮由来食物繊維の摂取が便中へのナトリウム排出量を増加させることが明らかとなっており、ナトリウムの便への排出増加を作用機序とした血圧低下作用が期待される。
    【方法】
    血圧が正常高値(収縮期血圧130-139mmHg、拡張期血圧85-89mmHg(高血圧治療ガイドライン2014))を示した20歳以上59歳以下の健常な成人男女72名を無作為に2群に分け1日3回の各食事の15分前に本品または対照粉末飲料を1回あたり1本(1日3本)、12週間毎日継続摂取とした。摂取前、摂取4、8および12週後に収縮期血圧および拡張期血圧を測定し、本品摂取群とプラセボ摂取群との間に統計的に差があるか否かを検証した。
    【主な結果】
    試験の結果、被検者全体での解析では有意な差は認められなかったものの、サブグループ解析において摂取前~摂取12週後の1日推定食塩摂取量平均値が被験者全体の平均値(11.9g/日)以上の集団において本品摂取群で摂取12週後に収縮期血圧の変化量(Δ収縮期血圧)が有意に大きく、収縮期血圧上昇を抑制した。
    【科学的根拠の質】
    本試験は二重盲検法による並行群間比較試験で行っており、特定保健用食品の臨床試験に則った方法であるので、試験結果の信頼性に問題ないものと考えられる。

    お通じの回数や量を増やす便通改善機能について(研究レビュー)

    【標題】
    お通じの回数や量を増やす便通改善作用の確認
    【目的】
     「サイリウム種皮由来の食物繊維」を含有した食品を摂取した場合の便通改善効果を確認する。便秘傾向者を含む健常成人を対象とした。便通改善の効果指標として糞便量、便通回数、排便日数、消化管通過時間について「サイリウム種皮由来の食物繊維」を含まない食品(プラセボ食品)を摂取した場合や「サイリウム種皮由来の食物繊維」を含有していない食品の摂取前を比較対照として評価した。
    【背景】
     日本人の食事摂取基準2015年版において、成人における食物繊維摂取目標量は男性で19~20g、女性で17~18gと設定された。しかし、国民健康・栄養調査(平成25年)では、国民1人1日当たり食物繊維摂取量は成人平均値で14.7gであり、食物繊維摂取目標量に対しては3~5g程度不足していると考えられる。
     食物繊維摂取目標量は、食物繊維の摂取不足が生活習慣病の発症に関連するという報告が多いことから設定されており、食物繊維の摂取は健康の維持増進に有効であると考えられている。
    【レビュー対象とした研究の特性】
     文献検索日:2015年6月16日(英文)、6月17日(和文)
     検索対象期間:データベースで利用できる最初の時点から文献検索日まで
     対象集団の特性:便秘傾向者を含む健常成人
      *便秘傾向者 特定保健用食品の対象被験者
     最終的に評価した論文数:6報
     研究デザイン:ヒトを対象とした臨床試験
     利益相反情報:日清食品ホールディングス株式会社で研究レビューを実施

    【主な結果】
    「サイリウム種皮由来の食物繊維」を含む食品を摂取した場合の便通改善効果について、糞便量、便通回数、排便日数、消化管通過時間を効果指標として評価した。消化管通過時間を除き、6報すべてにおいて「サイリウム種皮由来の食物繊維」を3.6g以上摂取した群で概ね改善していた。
     また、サイリウム種皮の摂取による有害事象の報告はなかった。

    【科学的根拠の質】
     英語文献、日本語文献について網羅的な文献検索を実施し、最終的に評価した6報のうち、ランダム化比較試験の研究は3報であり、残りの3報はランダム化比較試験以外の研究であった。また文献の中には、盲検性が保たれていない研究や被験者数が少ない研究も存在した。否定的な研究が報告されていない疑いはあるものの、便通改善効果については一貫して肯定的な結果であると考えられた。
     このことから、科学的根拠の質は中程度と判断した。

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