一覧へ戻る

血圧サポートa

商品詳細

届出番号 E493
商品名 血圧サポートa
会社名 株式会社ファンケル 他製品
ウェブサイト http://www.fancl.co.jp/evi/
表示しようとする機能性 血圧のサポート
本品にはトリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)とγ-アミノ酪酸(GABA)が含まれます。トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)とγ-アミノ酪酸(GABA)は、高めの血圧を下げ、正常な血圧を維持する機能が報告されています。血圧が高めの方に適した食品です。
想定する主な対象者 血圧が高めの方
機能性関与成分名 トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)・γ-アミノ酪酸(GABA)
  • GABA
  • トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン
  • 1日あたりの含有量 トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン):100μg、γ-アミノ酪酸(GABA):12.3mg
    摂取目安量 3粒
    摂取方法 1日摂取目安量を守り、水などと一緒にお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。 ●妊娠・授乳中の方、お子様は摂取しないでください。 ●体質により、長期間の摂取を続けるとまれにせきが出ることがあります。その場合は医師と相談の上、摂取してください。 ●商品により多少の色の違いがありますが、品質に問題ありません。 ●乳幼児の手の届かないところに置いてください。 ●ぬれた手で触らず、衛生的にお取扱いください。 ●開封後はなるべく早くお召し上がりください。 ●乾燥剤は誤って召し上がらないでください。
    届出日 2019/10/24
    販売開始予定日 2020/04/20
    販売状況 販売中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)・γ-アミノ酪酸(GABA)含有食品】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (R2.1.9)表示見本、別紙様式Ⅰの変更
    (R2.3.16)表示見本の変更
    (R2.5.26)表示見本の変更
    (R2.8.5)別紙様式Ⅲ-1の変更
    (R2.9.1)分析方法を示す資料、販売状況の変更
    (R2.9.28)表示見本の変更
    (R3.8.10)別紙様式Ⅴ-1、様式Ⅶ、表示見本の変更
    (R3.9.17)表示見本の変更
    (R3.11.1)基本情報(1)安全性の評価方法、様式Ⅰ、様式Ⅱ、別紙様式Ⅱ-1、別紙様V-1,4~11,13,14,16の変更
    (R3.12.23) 別紙様式Ⅲ-3、様式Ⅲ添付資料(分析方法、試験成績書)の変更
    (R5.1.20) 表示見本、別紙様式Ⅲ-3、様式Ⅶの変更
    (R6.4.19)届出食品基本情報、 様式Ⅰ、様式Ⅱ、別紙様式Ⅱ-1の変更
    (R6.8.15)様式Ⅰ、様式Ⅲ、別紙様式Ⅲ-1、様式Ⅲ添付ファイル(非公開)、様式Ⅳ、様式Ⅶの変更
    (R6.10.30)様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    1.食経験に関する評価
    当該製品において、お客様から申し出のあった体調変化には、湿疹、便秘、頭痛などがありましたが、販売個数に対する申し出の割合は他製品と同程度に低い値を示しています。また、申し出の内容を個別に検討した結果、お客様の体調や体質に起因する可能性が高い、もしくは当該製品との因果関係は低いと判断しました。従って、当該製品の摂取により拡大の恐れのある健康被害が発生する可能性は低く、安全性は十分に高いと評価しています。
     当該製品摂取中の体調変化の申し出については、今後も情報を収集し、必要に応じて情報開示をおこないます。

    2.医薬品との相互作用に関する評価
     当該製品の機能性関与成分であるトリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)、γ-アミノ酪酸(GABA)と医薬品の相互作用の報告について、内容を精査した結果、相互作用を起こす可能性はなしと評価しました。
     今後も当該製品の機能性関与成分と医薬品の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新をおこないます。

    3.機能性関与成分同士の相互作用に関する評価
     現在のところ、機能性関与成分同士の相互作用の報告はありません。従って、現段階では当該製品の機能性関与成分が相互作用を起こす可能性はなしと評価しました。
     今後も当該製品の機能性関与成分同士の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新をおこないます。

    機能性

    ①トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)関する評価

    【標題】MKP摂取による高めの血圧(正常高値血圧)の低下効果に関する研究レビュー

    【目的】血圧が高めの健常成人(正常高値血圧者)が、MKPを含む食品を摂取した時、MKPを含まない食品を摂取した時と比較して、高めの血圧が低下するか明らかにするために研究レビューを実施しました。

    【背景】血圧を正常に維持することは健康の維持・増進において重要な因子のひとつと考えられています。MKPは牛乳に含まれるタンパク質の分解物から発見されたメチオニン(M)-リジン(K)-プロリン(P)からなるトリペプチドです。ヒトがMKPを摂取すると高めの血圧(収縮期血圧)を低下させることが報告されていますが、それらの結果を系統的に解析した報告はありません。そこで、MKP摂取による高めの血圧(正常高値血圧)の低下効果に関する研究レビューを実施しました。

    【レビュー対象とした研究の特性】血圧が高め(正常高値)で疾病に罹患していない成人を対象にして3つの文献データベースを検索しました(2018年5月17日)。各データベースとも開設あるいは搭載されている最初の時点から検索日までに公表された文献を対象として検索しました。最終的に評価した文献は1報で、信頼性の高い試験デザインで森永乳業株式会社が実施した試験でした。

    【主な結果】採用された文献は1報で日本人を対象としてMKPの摂取は血圧が高め(正常高値血圧)の健常成人(疾病に罹患していない者)の血圧(収縮期血圧)を下げることが報告されていました。採用文献の結果から、MKPの一日当たりの摂取目安量は100μgと考えられました。また、試験食品に起因する有害事象はありませんでした。

    【科学的根拠の質】MKPに関する文献数が1報と少ない点、MKPの診療室血圧に対する影響は明らかにされているものの、さらに信頼性の高い血圧の測定法として知られる24時間自由行動下血圧に対する影響が不明な点が限界として挙げられます。しかしながら、採用文献は信頼性の高い試験デザインで実施されていること、診療室血圧も健康診断等に採用されており十分なエビデンスを有していると考えられることから、さらなるエビデンスの充実が必要なものの、機能性関与成分トリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)100μg(一日当たりの摂取目安量)の摂取は血圧が高め(正常高値血圧)の健常成人(疾病に罹患していない者)の血圧(収縮期血圧)を下げることが示唆されていると評価しました。

    ②γ-アミノ酪酸(GABA)に関する評価

    【標題】γ-アミノ酪酸(GABA)の血圧が高めの方の血圧を低下させる効果(血圧低下効果)についての研究レビュー

    【目的】血圧が正常または血圧が高めの人およびI度高血圧者が長期間GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、血圧低下効果に違いがあるかどうかを検証することを目的としました。

    【背景】GABAを配合した本機能性表示食品を販売するにあたり、本食品の血圧低下効果について検証するため、本研究レビューを実施しました。

    【レビュー対象とした研究の特性】2020年9月16日までに発表された論文を対象にして検索を行いました。レビュー対象は、血圧が正常または血圧が高めの人およびI度高血圧者を研究対象とし、無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)の形の査読付論文(専門家による審査を経た論文)としました。最終的に評価した論文は10報でした。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もありましたが、特に問題となるものはありませんでした。

    【主な結果】血圧低下効果は、収縮期血圧(心臓が収縮した時に指し示す最大血圧)および拡張期血圧(心臓が拡張した時に指し示す最小血圧)の各指標で評価しました。どちらの指標でもGABAを含んだ食品はGABAを含まない食品と比較して有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められました。正常な血圧の人のみを対象にした場合は正常な血圧を維持し、血圧が高めの健常者のみを対象にした場合も1日あたり12.3mg以上の摂取で有意な血圧低下効果が認められました。

    【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性のある論文もありました。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性がありました。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものでした。ただし、効果があったとする論文中では被験者は1日あたり12.3mg以上のGABAを摂取しており、これより少ない量ではGABAの効果は確認されておらず注意が必要であると考えられます。
    以上より、本届出商品に配合するγ-アミノ酪酸(GABA)を12.3mg/日ずつ摂取することにより、血圧が高めの方の血圧を下げる機能が見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると考えられました。

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る