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金印肉用きざみわさび

商品詳細

届出番号 D603
商品名 金印肉用きざみわさび
会社名 金印株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 体脂肪を減らす
本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。ローズヒップ由来ティリロサイドには体についた脂肪を減らす機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)および授乳婦を除く)
機能性関与成分名 ローズヒップ由来ティリロサイド
  • ティリロサイド
  • 1日あたりの含有量 0.1mg
    摂取目安量 10g(小さじ約2杯分)
    摂取方法 食事とともにそのまま召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 一日の摂取量を守ってください。
    届出日 2019/03/11
    販売開始予定日 2019/07/01
    販売状況 販売中
    食品分類 調味料
    加工食品(その他)【加工わさび】
    安全性の評価方法 既存情報による食経験の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2019. 8. 06)
    ■様式(Ⅱ) 既存情報を用いた評価の修正
    ■様式(Ⅱ)-1 版更新
    ■別紙様式(Ⅲ) 製造所所在地の追記
    ■様式(Ⅵ)表示見本 届出番号追記、販売者名修正、QRコード追加
    ■様式(Ⅶ) 製造者の住所の追記
    ■様式(Ⅶ) 情報開示するウェブサイトURLの修正

    (2020. 10. 21)
    ■別紙様式(Ⅲ)「分析方法を示す資料(公開)」

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    ローズヒップは様々なバラ科バラ属の果実を指す。欧米で多用される品種Rosa caninaはヨーロッパ北部、西部アジア、北アフリカに分布する。新鮮なローズヒップにはビタミンCが豊富に含まれており、食品としてお茶、ジャム、スープなどとして利用されてきた。中国の伝統医学ではナニワイバラ (Rosa laevigata Michx.) の果実が「金桜子 (キンオウシ)」と呼ばれ、腎臓や泌尿器の不調に使用されている。ドイツのコミッションEモノグラフ (薬用植物評価委員会) では未承認ハーブに分類されている。1)
    さらに、ローズヒップエキスを使用した食品(一日摂取目安量あたりローズヒップ由来ティリロサイドを0.1 mg含む錠剤)が2005年以来12年以上商品数として累計15万個以上販売されているが、本食品に起因する重篤な被害情報はないことから、ローズヒップエキスの安全性は高いと考えられる。2)
    当該食品に配合しているローズヒップエキスは、上記ローズヒップエキスと同製品であり、機能性関与成分のローズヒップ由来ティリロサイドも同一である。また、上記の錠剤食品は、第17改正日本薬局方「崩壊試験法」において、30分以内に崩壊することを販売者の森下仁丹株式会社に確認した。よって、ローズヒップ由来ティリロサイドは消化管内で遊離した状態で体内に吸収されると考えられる。一方、本届出商品はペースト状に加工したワサビに上記同様のローズヒップエキスを配合した商品であり、喫食の過程で容易に崩壊する性状である。そのため、錠剤食品同様にローズヒップ由来ティリロサイドが消化管内で遊離した状態で吸収されると考えられるため、機能性関与成分の消化・吸収過程に違いはないと判断した。
    以上により、既存情報から安全であると判断した。

    機能性

    標題:ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の体脂肪を減らす機能に関する研究レビュー

    目的:健康な成人男女において、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が、それを含まない食品の摂取と比較して体脂肪を低減する効果があるか、臨床試験の論文を検索・調査し評価しました。

    背景:ローズヒップは、主に南アメリカのチリやヨーロッパなどで収穫されるバラ科植物の果実で、その種子に含まれるポリフェノールの一つがティリロサイドです。動物での実験によりローズヒップの体脂肪低減作用が明らかにされ、ティリロサイドはその関与成分として報告されています。しかし、これまでに体脂肪に関するヒトを対象とした論文を集めて網羅的に評価した報告はなかったため、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取による健康な成人男女における体脂肪低減効果について検証を行いました。

    レビュー対象とした研究の特性:各種学術論文および臨床試験登録データベース(PubMed、医中誌、The Cochrane Library、 JDreamⅢ、Web of Science、 PROSPERO、ClinicalTrials.gov、UMIN-CTR、ICTRP)を使って、収録されているすべての文献を対象として2017年8月8日に検索を行いました。その結果、健康な成人男女を対象として、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品を摂取する群と、それを含まない食品を摂取する群で体脂肪の低減作用を比較したランダム化比較試験の論文1報を採択し評価しました。

    主な結果:評価した1報では、BMI (Body Mass Index) が25.0 kg/m2以上30.0 kg/m2未満の疾病に罹患していない健康な成人男女32名を対象とし、ローズヒップエキスを含む食品を摂取することで(ローズヒップ由来ティリロサイドは1日あたり0.1 mg摂取)、プラセボ食品の摂取と比べ、摂取12週間後に、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の初期からの変化量が有意な低値を示しました。また別途、初期の内臓脂肪面積が100 cm2未満の試験参加者を対象として層別解析を行った結果、ローズヒップエキスを含む食品の摂取12週間後において、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の初期からの変化量が、プラセボ食品の摂取と比べ、有意な低値を示しました。

    科学的根拠の質:評価した文献は1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができなかったうえ、バイアスの評価もできませんでしたが、日本人を対象としたランダム化比較試験であり、試験計画がよく遵守されていることから、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が体脂肪低減作用を示すという結果が、後発の研究結果によって影響を受ける可能性は低いと考えられます。

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